日本旅行の2020年12月の販売実績は、総販売高が前年同月比62.5%減の120億9172万円だった。国内旅行は自社企画の赤い風船が3カ月ぶりに前年割れとなり、全体で42.1%減の115億8455万円。海外旅行は96.5%減の3億1067万円、国際旅行は94.0%減の1億9547万円と、ともに引き続き厳しい数字となった。
国内旅行のうち、企画は10.4%減の63億5149万円。10、11月と2カ月連続で前年同月を上回った赤い風船は7.3%減、63億845万円と、再び前年を割った。12月は新型コロナウイルスの感染拡大でGo Toトラベルキャンペーンが一時停止となった。
国内団体は62.0%減の25億4734万円。一般団体(65.9%減、12億1323万円)、教育旅行団体(57.6%減、13億3411万円)ともに前年を大きく下回った。
JR券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は56.8%減の26億8571万円。
海外は、企画商品(99.9%減、169万円)、団体旅行(95.8%減、1億3120万円)、企画商品以外の個人旅行(95.3%減、1億6251万円)ともに前年の1割を下回る数字となった。