ベトジェットは4月22日、世界的な航空データ・分析プロバイダーであるシリウムが発表した「2025年世界航空会社排出効率ランキング」において、東南アジア域内路線の排出効率で最も高い評価を受けた航空会社に選出されたと発表した。
同ランキングはシリウムの「EmeraldSky」手法に基づき、有効座席キロあたりのCO2排出量(CO2/ASK)を主要指数として算出。ベトジェットは64.5グラムCO2/ASKを記録し、シンガポール航空(66.7グラム)およびライオン・エア(67.1グラム)を上回り、東南アジア域内を対象とした部門で首位を獲得した。
同ランキングは東南アジア域内で完結するフライトの排出性能を比較したものであり、短距離・中距離路線が中心となるため、燃料効率の最適化が難しい条件となっている。

ベトジェットは、排出効率を支える要素としてエアバスA320およびA321型機シリーズの運航を挙げている。最新の「neo」型機は従来機と比較して約15%から20%の燃費改善を実現。地域内でも比較的若い機材構成を有することで、フライト1回あたりの燃料消費およびCO2排出量の最適化を図っているという。さらに、フライトデータ分析プラットフォーム「SkyBreathe」や燃料最適化施策「SFCO2」を導入し、ネットワーク全体の効率向上を推進していると説明している。
ベトジェットはこれまでにも、AirlineRatingsによる2025年の「グローバル・サステナビリティ・アワード」のトップ7に選出された実績を持つ。
「フライト排出量レビュー」は、シリウムが毎年発表するランキングで、実際の運航データに基づき、世界の主要航空会社100社を対象に評価を行うもの。規模や地域ごとに排出性能を透明性高く比較できる指標として、世界の航空業界におけるベンチマークとなっている。
なお、ベトジェットは2026年4月28日に静岡とハノイを結ぶ新路線を開設予定。現在、東京(成田・羽田)・大阪-ハノイ・ホーチミン、名古屋・広島・福岡-ハノイ線を運航している。





