
インバウンド対策県内養殖魚活用推進事業
愛媛県旅館ホテル生活衛生同業組合は、県内の養殖魚を活用した料理の新作メニューを開発した。コロナ後のインバウンド復活を見据えて、「外国人観光客に喜んでもらえる新たな調理・提供方法でのメニューを」と、11品を開発。発表・試食・審査会で留学生らに賞味してもらい、高い評価を得た。
養殖漁業で全国1位の生産量を誇る同県だが、緊急事態宣言などで養殖魚の需要が落ち込んだ。新たな取り組みで将来に向けた需要の拡大を目指した。
県の調理師会などに参加を呼び掛け、11人の調理師が参加。同県産の養殖魚のうち、タイ、ブリ、クエ、シマアジ、マハタの5種類を活用した、「シマアジのあぶり仕立・みかんソース」など、11の新作メニューが開発された。
試食した留学生や専門家から「味も触感も良く、食べ応えがある」「見た目も絶妙」など、高い評価を得た。