宮城県観光戦略課は10月13日(火)、第3回宮城県観光人材育成セミナー「『選ばれる』施設・サービスをつくる|顧客理解から考える、インバウンド受入とサービス改善」を開催する。
会場はTKPガーデンシティ仙台 AER30階 ホール30A(宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER30階)で、オンラインとのハイブリッド形式。時間は13:00から15:30まで。参加費は無料で、定員は50名程度(先着順)。申込締切は10月9日(金)17:00まで。
外国人旅行者からの受け入れを進めたいものの、「何から始めればよいかわからない」「外国人旅行者にとって、自社の何が魅力なのかわからない」「接客やサービスをどこから見直せばよいかわからない」といった課題を抱える観光事業者は少なくない。
本セミナーはそうした事業者を主な対象とし、インバウンドの専門家と、地域一体の観光地域づくりを進めるDMC天童温泉の実践者を講師に迎える。顧客起点で考えるインバウンド戦略をはじめ、ターゲット顧客の設定、地域資源の活かし方、事業者同士の連携など、外国人旅行者から「選ばれる」ために必要な考え方を、専門家の視点と地域での実践事例の両面から学ぶ構成だ。
主な対象は、宿泊施設・観光施設等の経営者、経営幹部、現場責任者など。従業員・スタッフも、インバウンド受入やサービス改善について学ぶ機会として参加できる。

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※申込締切 2026年10月9日(金)17:00まで
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セミナーで得られる4つの視点
本セミナーでは、以下の4点を得られるとしている。
1つ目は、自社が狙うべきインバウンド顧客像の整理だ。「外国人旅行者」と一括りにするのではなく、自社・自施設ではどのような旅行者をターゲットとするのかを、顧客起点で考えるための視点を学ぶ。
2つ目は、外国人ゲスト目線での受入サービスの改善点の発見。普段提供している接客やサービスを外国人旅行者の視点から捉え直し、受入環境やサービスのどこを改善するとよいのかを考える機会となる。
3つ目は、自社の「選ばれる理由」の整理と言語化。自社の商品・サービスや地域資源の魅力をあらためて見直し、「なぜ自社を選んでもらえるのか」を整理するためのヒントを得る。
4つ目は、地域や他事業者と連携して価値を高めるヒントの取得。DMC天童温泉の実践から、個々の施設だけでなく、地域の事業者が連携し、「面」で地域の魅力をつくっていく考え方を学ぶ。
プログラムの詳細
当日のプログラムは以下の通り。
13:00〜13:30 専門家講義「顧客起点で考えるインバウンド戦略」
13:30〜14:10 実践者講義「地域連携は『面』でつくる DMC天童温泉に学ぶ、選ばれる地域づくり」
14:10〜14:40 特別対談+Q&A テーマ:「現場で本当に機能する仕組みとは」
14:40〜14:50 参加者による振り返りワーク
14:50〜15:00 参加者同士の意見交換
15:00〜15:30 交流会(会場参加者のみ)
当日は短い振り返りワークを通じて、セミナーで得た学びを自施設・自社に置き換えて整理する時間も設けられる。知識を得るだけでなく、具体的な改善行動につなげることを目指すとしている。
登壇者プロフィール
専門家講師を務めるのは、株式会社やまとごころ代表取締役の村山慶輔氏だ。アクセンチュア株式会社を経て、2007年に国内最大級のインバウンド観光情報サイト「やまとごころ.jp」をスタート。観光事業者・自治体向けに各種サービスを提供するほか、内閣府観光戦略実行推進有識者会議メンバーなど、国や地域の観光政策にも携わる。国内外のメディアへの出演も多数。近著『小さな会社のインバウンド売上倍増計画』(日本経済新聞出版)をはじめ、累計10冊を出版している。
実践者講師を務めるのは、株式会社DMC天童温泉代表取締役の山口敦史氏。天童温泉の老舗旅館「ほほえみの宿 滝の湯」の四代目で、専修大学経営学部卒。1994年に滝の湯ホテルへ入社し、常務、専務を経て2015年から社長に就任。天童温泉協同組合理事長、日本旅館協会労務委員長、第21代全旅連青年部長なども務める。2017年に起業したDMC天童温泉の社長も兼任し、業界や地域の発展のために活動中だ。
参加者からの声
これまでの第1回・第2回セミナーでは、参加者から以下のような声が寄せられている。
「具体的な事例が多く、自施設でもすぐに取り入れられそうなヒントが得られた」「これまで感覚的に行っていたことを整理して考えることができ、今後の改善につながりそう」「他施設の取り組みや考え方を知ることができ、自社を見直すきっかけになった」「学んだ内容を社内でも共有し、実際の仕組みづくりに活かしていきたい」
本セミナーは各回完結型のため、これまでのセミナーに参加していない方も、第3回から参加することができる。
セミナー全体の概要と今後の予定
宮城県観光人材育成セミナーは、観光事業者の人材確保・育成・定着・活躍をはじめ、インバウンド受入やサービス改善などをテーマに、全6回のセミナーと2回の先進地視察を実施する事業だ。各回完結型のため、気になるテーマから参加できる。セミナーで得た学びを、自施設・自社での具体的な取り組みにつなげることを目指すとしている。
今後の予定は以下の通り。
第4回:2026年11月11日(水)「接客スキル・受入環境整備」
第5回:2026年12月10日(木)予定「外国人材活用・多様性対応」
第6回:2027年1月下旬予定
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