【交通トレンド分析172】Uberで快適移動、今や海外旅行では必須に 鳥海高太朗

  • 2022年12月8日

 私は11月、台湾とハワイをそれぞれ訪れたが、この数年で海外旅行の際に非常に重宝しているのが配車アプリ。国によって利用できるサービスが異なるが、一般的なアプリとしては「Uber」「Lyft(リフト)」「Grab(グラブ)」などがある。その中でも「Uber」は、日本国内では「Uber Eats」が浸透したこともあり、最も利用しやすいアプリと言える。私もハワイやアメリカ本土などで「Uber」を使う機会が多いが、11月前半に訪れた台湾でも「Uber」の利用が可能で、アプリで呼ぶことにより、ほぼ5分以内で乗車できた。

 「Uber」などの配車アプリが海外旅行で特に重宝する理由は大きく二つある。まずは、運転手に口頭で目的地を伝える必要がない点だ。事前にアプリで配車をする際に目的地を入れることから、乗車した段階で運転手のスマホに目的地が表示されることでスムーズに乗車することが可能である。アプリの配車が確定すると運転手の名前と車のナンバーがアプリ上に表示されると共に、車の位置情報もアプリ内の地図上に表示されることでの安心感もある。国によってタクシー会社が「Uber」などの配車アプリに登録しているケース、一般の人が副業などで自家用車を使って運転手をしているケースがあるが、基本的には乗車方法などは同じである。

 そして、もう一つ重宝している理由は、車内で現金を使わないで済むということだ。事前にクレジットカードを登録することで、降車後にクレジットカード経由で自動的に決済されることになる。また配車の段階で料金が原則確定することから、昔の海外旅行でよく見かけたタクシーのぼったくり被害に遭う可能性も低く、仮に悪質な運転手であった場合もアプリ上で通報できるようになっている。

 運営者側もクレームに対しては厳しく対応している点でトラブルは少ない。ただ面倒な点もある。ハワイに到着した際、空港から「Uber」でワイキキへ向かう場合など、ほとんどの空港において配車アプリ経由(SHARE RIDE)で車を手配した場合には専用乗り場からの乗車となる。慣れている人であれば問題ないが、初めての場合などで迷うケースもあるので注意が必要である。運転手とはアプリ上でメッセージのやり取りも可能だ(英語もしくは現地の言語にはなるが)。アメリカなどでは降車後(一部は乗車中の手続きも可能)にチップについての画面が出るが、アメリカでは少なくても15%以上のチップを払っておくのが一般的なようだ。

 海外旅行に活用してみてはいかがだろうか。

 (航空・旅行アナリスト、帝京大学非常勤講師)

 
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