【データ】主要旅行業50社4月実績、総取扱額7%増 国内旅行は3%増


 観光庁が7月20日発表した主要旅行業50社の4月の旅行取り扱い状況(速報)は総取扱額が前年同月比7.4%増の4354億6173万円だった。内訳は国内旅行が2.9%増の2578億9016万円、外国人旅行が19.7%増の276億6469万円、海外旅行が13.8%増の1499億688万円。

 旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は3月の桜の早期開花や団体旅行分野での前年の反動減があったものの、昨年4月に3連休がなかったことの反動増から前年実績を超えた。外国人旅行は募集型企画旅行の不調はあったが、MICE案件の取り扱い好調から伸ばした。

 総取扱額が前年実績を超えたのは50社中34社。旅行分野別で見ると、国内旅行は49社中24社、外国人旅行が36社中20社、海外旅行が48社中35社で前年比増となった。

 募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比1.7%増の1006億5673万円だった。内訳は、国内旅行が0.2%増の726億6137万円、外国人旅行が13.1%減の8億9372万円、海外旅行が6.4%増の271億163万円。

 募集型企画旅行の取扱人数は4.5%減の275万3952人。うち国内旅行は4.8%減の256万30人、外国人旅行は2.8%減の6万2815人、海外旅行は1.1%増の13万1107人。


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