JALグループ、採用一元化へ新センター設立 学校推薦コースをグループ4社に拡大


 JALグループは4月20日、採用活動の一元化と多様な人財へのアプローチ強化を目的とした「JALグループリクルートセンター」を新設した。

センターの開設に合わせ、共通マイページ「JAL GROUP RECRUITING GATE」を新設。これまで各社個別に展開していた採用窓口を集約する。

応募の「壁」を取り除く

 開設の背景についてJALグループは、「複数社を志望する応募者の皆さまには、会社ごとの情報収集や適性検査(SPI)の受検、基本情報を繰り返し入力しなければならないといった負荷が生じていた」と説明している。また、「グループ各社の多様な業務内容やキャリアの広がりを、統合的に把握しづらい点も課題だった」としている。

 主な取り組みは次の通り。

 採用Webサイトの新設 グループ各社の情報を横断的に閲覧できるプラットフォームを創設。個社別の情報に加え、グループ内での多様なキャリアパスを提示する。

 エントリーシステムの一元化 基本情報の登録を「最初の1回」に集約。共通マイページへの登録のみで、グループ複数社への応募手続きを大幅に簡略化する。2028年度新卒インターンシップより順次導入。

 適性検査(SPI)の共通化 一度の受検結果をグループ内で共有可能にする。重複受検の負担を解消し、学生が学業と就職活動を両立できるよう支援。こちらも2028年度新卒インターンシップより順次実施。

 学校窓口の集約・統一 大学等からの合同説明会への出展依頼を一括で受け付ける体制を整備。グループ各社のリソースを最適に配置し、教育機関との連携を通じた迅速かつ質の高いマッチングを実現するとしている。

日本航空、全職種でインターンシップを実施

 日本航空は2026年度も全職種でインターンシップを実施する。エントリーは「JALグループリクルートセンター」から可能。

 職種別の概要は以下の通り。

  • 業務企画職:コース別に3プログラム(データサイエンス・デジタル/総合体験/エアラインエンジニア)を実施

  • 運航乗務職:自社養成パイロットの使命感や判断力を学ぶほか、模擬体験を含む実務を体感

  • 客室乗務職:訓練施設での実技や社員交流を通じ、「安全」と「おもてなし」の両立を体感

学校推薦コースをグループ4社へ拡大

 昨年度、日本航空の客室乗務職で導入した「学校推薦コース」を、今年度はグループ4社へ対象を拡大する。

 同コースでは、学校から推薦された学生に対し、選考プロセスの一部免除等の特典を設け、「専門性を生かした早期のキャリアビジョン構築を支援する」としている。

 導入会社と主な業務内容は次の通り。

| 会社名 | 主な業務内容 |

| 日本航空株式会社 | 客室乗務職(CA) |

| 株式会社JALカーゴサービス | 国際航空貨物・国際航空郵便に関わる業務 |

| 株式会社ジャルパック | 旅行商品の企画・仕入・手配・管理・販売、新事業、ツアーオペレーター事業 |

| 株式会社JALスカイエアポート沖縄 | ランプサービス業務(手荷物・客室・搭載業務の見学および補助)、旅客サービス業務(カウンター・ゲート業務の見学および補助) |

 
 
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