【インターネット徹底集客 226】体験型コンテンツについて アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢

  • 2019年11月13日

 東京モーターショーが久しぶりに来場者数100万人を突破したというニュースがあった。今回大幅に刷新された展示内容の大きなテーマの一つが「体験型コンテンツ」であった。やはり、体験型コンテンツ重視の潮流は全産業的なことと思われる。本コラムでも、4年ほど前に一度述べたが、現在の体験型コンテンツと今後の在り方について改めて考えてみたい。

 まず、現在の状況であるが、情報配信という意味においては、残念ながら4年前とあまり大きな変化はなく、やはり一部の施設が情報配信をしているという印象である。

 だが、地域の大型施設を中心に体験型コンテンツの情報配信をするという流れは確実に強まっており、その点が集客要素になると浸透していけば、体験型コンテンツを重要視する流れは強まると想定される。

 大手OTAなども体験型コンテンツ、いわゆる「タビナカ」に注目し、多額の投資を行っている状況である。ただ、一般の旅行者目線でいうと、ポータルサイトはあらゆる情報が網羅できているという利点がある半面、どのコンテンツが有効なのかを探し出すのが大変という側面がある。海外ゲストに着物体験をという思いから着物体験コンテンツが乱立してしまい、どの着物体験コンテンツが有効なのか分かりにくくなってしまったエリアもある。そのような中で、地元のあらゆる情報が集まってくる宿泊施設が有益だと思うコンテンツをしっかり紹介することは旅行者にとっても大きなメリットがあると思われる。

 これからますます、体験型コンテンツは重要な要素になってくるであろう。今でも、その宿に行きたいという動機のみで、その地域に足を運ぶ人よりも、「観光名所を見たい、あの写真を撮りたい、この体験をしたい」という動機でそのエリアに行く人が多い。加えて、今ではウェブやSNSを駆使すれば、世界中の人にその情報を届けることができるようになった。それをぜひ有効活用してほしい。

 マイナー観光地と認知されている場所にとっても、これは大きなチャンスである。宿泊施設、観光地などが一体となって体験型コンテンツを見いだし、情報配信するように努めてほしい。

 (アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢) 

新聞ご購読のお申込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第32回「にっぽんの温泉100選」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位下呂

2018年度「5つ星の宿」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第32回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2019年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

18年度「部門別・旅館ホテル100選」(2019年1月12日号発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On InstagramVisit Us On Youtube