国土交通省はこのほど、位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO」を運営するNianticと連携した取り組みの第7弾として、歴まち認定都市の愛知県津島市と長崎県長崎市で「ポケストップ」による歴史的建造物の紹介を開始した。「Pokémon GO」では地図上に表示されたスポット「ポケストップ」でアイテムなどを手に入れられるため、ポケストップを訪問するユーザは多い。このため同省ではポケストップを契機に歴史まちづくりを盛り上げたい考え。今回でポケストップで歴史的建造物を紹介している都市は14都市となる。
対象となったのは各市の歴史まちづくり計画重点区域内にあるスポット計44ヶ所。このうち津島市は天王川北堤のお旅所にある石灯籠や神葭橋(みよしばし)、尾張津島天王祭の祭船支度をおこなう車河戸など20ヶ所。長崎市は1890年代頃の洋風住宅「東山手地区町並み保存センター」、英国人が建てた洋風建築「南山手地区町並み保存センター」、大浦天主堂の近くにある石畳の祈念坂など24ヶ所となっている。
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