韓国観光公社（ＫＴＯ）東京支社は24日、韓国各地域の観光、旅行情報を紹介する第2回オンラインセミナー「韓国首都圏エリア（仁川・京畿道）」を開催した。旅行会社など観光関係者が参加。空の玄関口、国際都市として発展を遂げる仁川や世界遺産、ＤＭＺなどの観光が楽しめる京畿道の最新情報、支援策を案内した。
冒頭、鄭辰洙支社長が「新型コロナの影響で、日韓とも大事な時期だ。9月には留学生、滞在者の入国緩和措置が始まる。観光旅行再開に備えて商品造成に役立つ情報を提供し続ける」とあいさつした。
セミナーでは、仁川観光公社が（1）ホテルインフラの整備（2）人気韓流ドラマのロケ地（3）仁川マストグルメ―の情報を提供。仁川観光広報大使のよすみまり氏がパラダイスシティなどホテルや、動画配信サイト「ネットフリックス」で人気の韓国ドラマ「愛の不時着」のロケ地、発祥の地として有名なジャージャー麺やカフェの名店などを紹介した。「空港だけでない。現在、過去、未来が楽しめる場所」とよすみ氏。
京畿観光公社は（1）接近性（2）多彩な観光資源（3）ＤＭＺ平和観光―をＰＲした。観光商品化として、先祖の知恵を体験できる伝統文化テーマパーク「龍仁韓国民俗村」や世界遺産「水原華城」、都心型人工サーフィン場「Ｗａｖｅ Ｐａｒｋ」、韓国最大の歴史劇撮影場「龍仁大長今テーマパーク」、韓国で最も古い私立樹木園「加平アチムコヨ樹木園」などを提案。坡州ＤＭＺ平和観光として「板門店」「第3トンネル」「都羅展望台」や、ご当地グルメとして「ジャンダンコン」を紹介した。
