JR四国は3日、同社グループ「中期経営計画2025の達成に向けた取り組み」で、本年度第1四半期の報告書を開示した。報告書は同四半期の決算と、中計に掲げた施策のうち、本年度に取り組む主要項目について設定した通期目標(KGI)に対する中間的な指標(KPI)の実績をまとめたもので、検証項目は6月の発表時から一つ増やして10項目とした。収支は連結、単体とも増収増益。KPIは8項目で達成、1項目で一部達成、1項目で不達成となった。
同報告書は、同社が2020年3月に国土交通大臣から受けた経営改善を求める行政指導に基づき、取り組みの進捗(しんちょく)状況を国土交通省と検証。同年度から四半期ごとに開示している。【記事提供:交通新聞】
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