は4日、石川県内の全ての小学校、中学校、高校に「るるぶ石川 金沢 加賀温泉郷 能登応援版」を寄贈すると発表した。能登半島地震の復興支援の一環。同書では地域の魅力に加え、能登を中心に復興の取り組みも紹介。JTBは「子どもたちにとって美しい文化と自然に富んだ郷土への関心を育むきっかけとなれば」としている。
7月にJTB役員が石川県の馳浩知事を表敬訪問。9月3日にはJTBパブリッシング編集部も馳知事を表敬訪問した。その際、同書を石川県内の学校に寄贈することを報告した。
同書は石川県内各地の魅力を紹介する観光ガイドブックだが、震災から営業を再開した店舗や施設、伝統文化の継承に取り組む職人など、能登地方の現状を取材した情報を10ページにわたって紹介。北陸新幹線の延伸開業でアクセスしやすくなった加賀温泉郷や小松エリアも特集している。