日本航空(JAL)はJR東海と連携して、JAL国際線の予約購入をした外国人向けに東海道新幹線利用のツアー予約ができるサービスを7月1日から始める。訪日外国人旅行者の誘致拡大につなげようと2社共同でプロモーションに取り組む。
新たなサービスはJALの海外版英語サイトでJAL国際線を予約、購入すると、到着地、到着日を引き継いで新幹線ツアーサイト画面に移動。東海道新幹線を利用したツアーを外客向けに割安で予約購入できるもの。
旅行先は、外国人に人気の高い京都や高山といった観光地を選べる。最も値ごろなツアーは、東京から京都までの新幹線「ひかり」の往復券と1泊分の宿泊代を組み、1万9千円に設定した。
ツアーは、JR東海とJTBグローバルマーケティング&トラベルが共同で企画した。JR東海ではJALとの共同プロモーションのメリットについて「新幹線利用の促進や外国人向け商品販売の向上につながる」とみている。 今後、個人観光ビザが発給される中国からの予約、購入にも対応する方針。