
昨年のフォーラムの様子
「JATA国際観光フォーラム」が、20、21日に東京ビッグサイト・会議棟で開催される。イン・アウトバウンドのいずれもパラダイムシフトが求められている業界の現状を見つめ直し、内外関連業者が相互の協調関係をベースに生産的にして積極的な産業の対応を模索する議論を展開する。
21日に予定されている基調講演では、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)会長で、TUI AG会長のマイケル・フレンツェル氏が、WTTCなどの充実した調整実績を基に「これからの旅行市場の変化をどうとらえるか。アジア・日本市場は。日本ツーリズムへの提言」をテーマにマクロな視点からの市場・産業像を展望する予定。
また、インバウンド、アウトバウンドを各テーマとするシンポジウムも開催する。
参加申し込みは、旅博ホームページから受け付けている。申し込み締め切りは7日。
■基調講演 9月21日午前10:30〜11:30
「これからの旅行市場の変化をどうとらえるか。アジア・日本市場は。日本ツーリズムへの提言」
WTTC会長、TUI AG会長 マイケル・フレンツェル氏
ツーリズム関連業界は約2億5800万人の雇用を支え、世界のGDPの9%以上を占める世界最大の産業の1つ。WTTC会長、TUI会長として将来の世界の旅行市場の変化をどう読むのか。その変化はアジア市場で、日本市場でどう具現化すると予測しているのか。その変化の中で旅行会社にはどのような対応が求められていくのか。世界のツーリズム業界をリードするトップマネジメントが旅行市場、旅行産業の行方、そして旅行会社の近未来のビジネスモデルを語る。

昨年のフォーラムの様子