
事業スキーム
エイチ・アイ・エス(HIS)は6月29日、食に関わる生産者、自治体や1次産業従事者を支え、地域創生につなげる「HIS FOOD PROJECT」を始めた。食の生産者や1次産業を支えるため、販売促進やブランドづくり、課題に関わることで、地域の活性化、地域創生を目指す。
同社は、全世界70カ国にある営業拠点を生かし、旅との関連性が高い「食」に関連した事業を展開する。これまでには、三重県と「食の海外展開に係る戦略的連携協定」を結び、1次産品の海外輸出拡大事業や日本の食、レストランの海外進出支援事業などを行っている。
プロジェクトの第1弾では、「日本茶」にフォーカス。国内での消費が減少傾向にある日本茶を楽しむシーンづくりなどを行う。7月1日からは池袋パルコの「H.I.S TheROOM of journey」営業所で三重県産の茶を使った煎茶と抹茶のメニューの販売を開始する。新茶や高品質の抹茶をカジュアルに体験できる場を提供する。
「今後は農業事業、畜産・酪農事業や、全世界の物産の販売事業などを展開していく」と同社。
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