
訪日客は5ヵ月連続でマイナス
日本旅館協会北海道支部連合会は10日、会員旅館を対象に実施している2019年5月の宿泊実績調査の結果を発表した=表。10連休となったゴールデンウイーク(GW)などの効果で国内客の宿泊人員は前年同月の実績に比べて増加したが、訪日客の宿泊人員は2桁の減少率だった。
回答施設数は、北海道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する104軒。
宿泊人員の前年同月比は2.1%増。このうち国内客は6.5%増で、4月の3.9%増に続いてGWの効果で好調だった。訪日客は10.9%減となり、19年1月から5カ月連続でマイナスとなった。全体として宿泊人員が伸び、GWで単価も上昇したとみられ、売り上げは、前年同月比9.8%増だった。