観光業向け直販予約特化型ウェブサイト「STAYNAVI(ステイナビ)」を運営するピアトゥーと東日本高速道路など高速道路会社8社は18日、GoToトラベル事業の対象となる宿泊セット型高速道路周遊パスの取り扱いを始めた。ステイナビを利用して宿泊施設の直接予約を行った人は、宿とともに高速道路周遊パスもGoToトラベル事業の対象となり、代金の割引を受けられる。
高速道路周遊パスは、連続する最大2~4日間、対象エリア内の高速道路が定額で乗り降り自由となる、普通車や軽自動車のETC車を対象とした割引商品。高速道路会社はGo Toトラベル事業の対象として、今回新たに28プランを設定した。
例えば「北海道周遊パス」は北海道内の高速道路を利用でき、利用日数3日間の普通車用が通常9千円のところ、GoToトラベル事業で35%の3150円が給付され、利用者が支払う実額は5850円で済む。
利用はOTAなどを通さず、ステイナビのホームページを経由して宿の公式サイトでGoToトラベル事業対象の宿泊予約を行った人限定。パスのみの割引購入はできない。
高速道路8社は東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路、宮城県道路公社、京都府道路公社、兵庫県道路公社の各社。