eラーニングを検討 TCSA総会 ツアコンオブザイヤー継続


プレスインタビューで金澤会長(右)と三橋副会長

 日本添乗サービス協会(TCSA)は3月25日、東京の「大井町きゅりあん」で通常総会を開いた。2年間の任期満了に伴う役員改選で金澤悟会長を再選。2025年度は添乗員のスキルアップを図る「eラーニング講座」の26年度の実施に向けた検討を進めるほか、24年度に再開した「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー」を継続実施する。

 eラーニング講座は、現役の添乗員の実務と知識の向上を図る狙いで、今後「作業部会」を設置して検討を進める。

 研修事業は日本旅行業協会(JATA)との共催による添乗員のレベルアップ研修を行っているが、好評のため事業を拡充する。

 旅程管理研修も札幌、東京、沖縄など全国各地で継続実施。ただ、1996年から実施の「添乗員能力資格認定試験」と、過去4回開催した「TCSAインバウンド検定」は受験者数が減少していることから、協会の財政基盤強化の観点から25年度は実施を見送る。

 高齢者雇用促進の観点から、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構から、添乗派遣業界における添乗員の高齢化に関する各種調査研究事業を受託。高齢添乗員を有効活用する施策を検討する。

 近年、異業種からキャリアチェンジした50~60代の新人添乗員が増えているという。高齢でも安心して添乗業務を行える環境づくりに向けた調査研究を今後2年間行う。

 ツアーの現場で活躍する優れた添乗員を表彰するツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤーはコロナ禍を経て昨年度、4年ぶりに実施。25年度も継続実施する。

 総会後に行った報道陣とのプレスインタビューで金澤会長は「今回、印象的だったのはツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤーの再開。添乗員が不要の旅行が増えたり、コロナで別の道に転身したりする人がいる中で、立派な業績を上げている方がいらっしゃる」と、受賞者をたたえるとともに、顕彰事業の意義を強調した。

 役員改選では金澤会長(元国土交通省観光部長、現一般社団法人運行管理推進ネットワーク会長)、三橋滋子副会長(株式会社TEI顧問)を再選した。


プレスインタビューで金澤会長(右)と三橋副会長

 
 
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