観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2023年7月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2019年同月比2.0%増の5282万人泊となり、コロナ以来初めて19年を上回る結果となった。なお、2022年同月比では32.5%増。
日本人延べ宿泊者数は22年同月比7.8%増、19年同月比2.9%増の4219万人泊で、4ヶ月ぶりに19年同月を上回った。外国人延べ宿泊者数は1063万人泊で22年同月比1408.6%増、19年同月比1.6%減だった。
客室の稼働率は全体で57.8%となり、22年同月比10.1ポイント(pt)増、19年同月比5.5pt減だった。施設タイプ別の客室稼働率(カッコ内は22年同月比・19年同月比)はそれぞれ、旅館が37.8%(4.2pt増・0.7pt減)、リゾートホテルが52.3%(5.4pt増・7.3pt減)、ビジネスホテルが68.8%(11.5pt増・7.3pt減)、シティホテルが68.5%(18.9pt増・12.1pt減)、簡易宿所が29.1%(6.1pt増・7.9pt減)だった。
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