帝国データバンクによると、今年6月単月の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は734件、負債総額は803億7100万円だった。件数は前年同月比3.5%増と2カ月ぶりに増加。額は同59.2%減と3カ月ぶりに減少した。
額は前年同月に負債904億7300万円の大型倒産が発生した反動もあり、大きく減少した。
件数を7の業種別に見ると、5業種で前年同月を上回った。減少は卸売業(24.3%減の84件)、サービス業(5.1%減の167件)の2業種のみだった。
サービス業のうち「旅館、その他宿泊所」は42.9%減(3件減)の4件。
9の地域別では、5地域が増加。中部、近畿、九州の3地域が減少した。北海道は横ばいだった。