4月の都内企業倒産、前年比36%の大幅増──帝国DB調べ

  • 2007年6月9日

 帝国データバンクによると、今年4月の東京都内企業の倒産は211件で、前月比32.7%増、前年同月比36.1%増と、ともに大幅な増加となった。大型倒産の沈静化で経済全体としての危機感は薄らいでいるが、景気回復感の乏しい中小零細企業の倒産多発により、企業倒産は増加傾向を示している。

 倒産件数が200件を上回ったのは昨年8月の208件以来、8カ月ぶり。帝国データバンクが倒産データの集計対象を法的整理のみに絞った05年4月以降では、最高となった。

 倒産を負債額別にみると、負債1千万円以上5千万円未満の小規模倒産は112件で、前月(84件)、前年同月(80件)をともに上回った。小規模倒産が100件を上回ったのは4カ月ぶり。

 また負債10億円以上の倒産は23件となり、帝国データバンクが集計方法を変更した05年4月以降で最高を記録した。

 倒産の主因別では、販売不振が111件で、2カ月ぶりに100件を上回った。販売不振、売掛金回収難、業界不振など「不況型倒産」は118件で、構成比55.9%。昨年3月以来、13カ月ぶりに50%台へ低下したが、7カ月連続の100件超えとなり、依然として高水準で推移している。

 「同業者間の受注競争激化や、得意先の業界不振に伴う単価切り下げ、不良債権発生により行き詰まる中小零細企業が後を絶たない」(帝国データバンク)。半面、事業の多角化や、受注増を見込んだ先行投資の失敗など、不況型とは一線を画す倒産も目立っている。

 業種別では、7業種中、製造業、卸売業、小売業、サービス業の4業種で前年同月を上回った。特に製造業(35件、前年同月比66.7%増)とサービス業(61件、同74.3%増)は帝国データバンクが倒産の集計方法を変更した05年4月以降で最高となった。

 
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