JTBは、2008年度上期(4〜9月)に四国全域を対象とした地域活性化キャンペーン「日本の旬・四国」を展開する。予約不要、料金不要のオリジナルガイドツアーを各県ごとに設定するほか、入場の割引券などの付いた情報誌をグループに1冊プレゼントするなどが特色だ。「新しい風 四国への旅」をテーマとして、四国のトレンドを全国に発信する。
オリジナルガイドツアーは、ガイドブックだけでは知り得ない各地の新しい魅力を紹介する。道後散策や金刀比羅宮参拝、高知城探険、鳴門散策を目的に設定。道後散策ガイドツアーでは、道後温泉本館の皇族専用風呂「又新殿(ゆうしんでん)」にも入館できる。
また、全国的に知名度は高いがアクセスが不便な高知県・あしずり温泉郷や四万十へ向かう、乗車料金1500円のシャトルバスを運行。マイカーやレンタカーの利用者に向けては、各県にドライブステーションを設け、地元銘菓や飲物を無料で提供する。
こんぴら温泉と道後温泉には街歩き休憩所を設置。この2温泉に加えて小豆島、大歩危祖谷温泉郷、あしずり温泉郷では、湯めぐりできるパスポートを作った。
期間中の販売目標は前年比10.2%増の32万3千人。
四国は今年、明石海峡大橋架橋10周年や瀬戸大橋架橋20周年、小豆島オリーブ植栽百周年、「土佐であい博」など話題が多い。