エミレーツ航空は2026年10月14日、東京・大手町に「エミレーツ・トラベル・ストア東京」を正式にオープンした。大阪に続く日本2店舗目の直営リテール拠点として、首都圏の旅行者への対面サービス強化を図る。同社は同時に、2026年10月26日から成田路線を増便し、日本発着の旅客便を週28便体制とすることも明らかにした。
テープカットセレモニーに政府関係者も出席
開設を記念したテープカットセレモニーは2026年10月14日、新店舗で開催された。
セレモニーには、アラブ首長国連邦(UAE)駐日特命全権大使のシハブ・アハマド・アル・ファヒーム閣下(H.E. Mr. Shihab Ahmed ALFAHEEM)をはじめ、エミレーツ航空極東地区商業担当上級副社長のオルハン・アッバース(Orhan Abbas)、エミレーツ航空日本支社長のサティシュ・セティ、国土交通省航空局国際航空課長の森哲也氏ほか政府関係者、東京の旅行・観光業界関係者および報道関係者が出席した。

大阪店の成功を受け、首都圏に2店舗目
エミレーツ・トラベル・ストア東京の所在地は、東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 1階。東京を代表するビジネス・商業地区の一つである大手町に立地する。
同社はすでに2025年7月、「エミレーツ・トラベル・ストア大阪」をオープンしており、その成功を受けて今回の東京出店に至った。日本におけるリテール拠点のさらなる拡充が目的だ。
新店舗は首都圏の顧客との新たな接点として、エミレーツ航空の世界各地に広がるネットワークと最高水準の商品・サービスを紹介する役割を担う。日本在住の顧客と海外からの顧客の双方に対応する多言語対応のトラベルエキスパートが常駐し、航空券の予約、旅行に関する情報提供、厳選された旅程の提案など、幅広いサポートを提供する。
モダンでラグジュアリーな店内設計
店舗内は、モダンでラグジュアリーさと快適性を体現する空間として細部にこだわって設計されている。
柔らかなベージュのラウンジチェアと洗練された現代的なインテリアが配置され、専任のエミレーツ航空トラベルコンサルタントが顧客を迎える快適な空間を実現した。
設備面では、利便性を高めるセルフサービス端末、パーソナライズ機能付きの順番管理システムを導入。エミレーツ航空が就航する人気都市の多彩な背景を選択できるセルフィーミラーも設置されている。さらに、エミレーツ航空のボーイング777型機ビジネスクラスシートも店内に展示しており、実際のシートに触れながらフライト体験のイメージを深めることができる。
営業時間は月曜日から金曜日の午前11時から午後7時まで。土曜日、日曜日および祝日は休業となる。
成田路線を増便、週28便体制へ
エミレーツ航空は現在、ドバイと成田国際空港、東京国際空港(羽田)、および関西国際空港(大阪)を結ぶ直行便を運航している。
2026年10月26日からは成田路線を増便し、日本発着の旅客便は週28便体制となる予定だ。
増便分はエミレーツ航空のボーイング777-300ER型機で運航する。各方面に300席を超える旅客座席を提供するほか、1日あたり20トンの追加貨物輸送能力も確保される。
今回の増便により、日本への渡航需要の高まりに対応するとともに、日本から出発する顧客には、旅行計画においてより幅広い選択肢と柔軟性を提供するとしている。
日本は重要な戦略市場
エミレーツ航空は、日本を引き続き重要な戦略市場と位置づけ、日本と世界各地を結ぶネットワークのさらなる強化を進めている。
エミレーツ・トラベル・ストア東京の開設と成田路線の増便は、こうした日本市場への注力姿勢を体現する取り組みといえる。大阪での直営店運営で積み上げた経験を東京でも展開し、首都圏における顧客接点の質と量の両面を高める狙いがある。




