商船三井クルーズ株式会社は10月9日、クルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES(三井オーシャンクルーズ)」が運航する「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」において、「2028年 感動航海オセアニア 〜オーストラリア東海岸・世界遺産タスマニアとニュージーランドクルーズ〜」の実施を発表した。
2028年1月19日(水)から3月7日(火)までの48泊49日間、横浜発着で太平洋を横断し、オーストラリア東海岸、タスマニア州、ニュージーランド南島・北島の16の寄港地を巡る壮大な航海だ。
オーストラリアとニュージーランドを一度の航海で訪れるクルーズの実施は、同社として2005年以来23年ぶりとなる。

「感動航海」の名称を復活——自然・文化・人との出会いを一航海に凝縮
今回のクルーズでは、かつて一部のレジャークルーズに使用していた「感動航海」のクルーズ名称を復活させた。
同社は「自然や文化、人との出会いを通じて、人生に深く刻まれる感動体験をお届けする」と位置づけており、船内・船外の特別な体験を提供する商品として展開する。
販売開始は2026年11月後半を予定している。
16の寄港地——世界遺産から秘境まで、小型船だからこそ実現した航路
の寄港地は以下の通りだ。
- 2028年1月19日(水) 横浜(日本)出港
- 1月23日(日) サイパン(北マリアナ諸島連邦/米国自治領)
- 1月25日(火) チューク・通船(ミクロネシア連邦)
- 1月30日(日) ケアンズ・停泊(オーストラリア連邦)
- 1月31日(月) ケアンズ(オーストラリア連邦)
- 2月2日(水) エアリービーチ・通船(オーストラリア連邦)
- 2月5日(土) シドニー・停泊(オーストラリア連邦)
- 2月6日(日) シドニー(オーストラリア連邦)
- 2月8日(火) メルボルン(オーストラリア連邦)
- 2月10日(木) ホバート/タスマニア(オーストラリア連邦)
- 2月13日(日) ミルフォードサウンド・航行(ニュージーランド)
- 2月15日(火) ダニーデン(ニュージーランド)
- 2月16日(水) クライストチャーチ(ニュージーランド)
- 2月17日(木) ウェリントン(ニュージーランド)
- 2月18日(金) ネーピア(ニュージーランド)
- 2月20日(日) オークランド(ニュージーランド)
- 2月24日(木) ヌメア(ニューカレドニア)
- 2月27日(日) ホニアラ・通船(ソロモン諸島)
- 3月3日(金) グアム(米国準州)
- 3月7日(火) 横浜帰港(日本)
三井オーシャンフジは小回りの利く船体サイズを活かし、大型客船では訪れにくいユニークな寄港地を選定している点が特徴だ。
世界遺産グレートバリアリーフやブルーマウンテンズ、タスマニアの雄大な自然や先住民文化との出会いをはじめ、野生動物の観察やワイナリー巡りなど、16の寄港地すべてにおいてその土地ならではの魅力を味わう多彩なツアーを企画するとしている。
ヘリコプター遊覧飛行も——少人数制プレミアムツアーを設定
ツアーラインナップには、ヘリコプターでの遊覧飛行や現地屈指のレストランでの昼食を組み合わせた少人数制のプレミアムツアーも用意される。
ガイドや専門家との距離が近い、より深く個人的な体験を提供するとしており、通常の観光とは異なる質の高い寄港地体験が実現する見込みだ。
船内と寄港地が連動するプログラム——ワインテイスティングとワイナリー訪問を一体化
船内では寄港地と連動したプログラムも企画されている。
テイスティングイベントを船内で実施し、寄港地ではソムリエが同行するワイナリー訪問を楽しむなど、船内体験と寄港地体験が連動する構成だ。
同社は「船内での学びや楽しみが寄港地での発見につながり、旅の後も余韻が続くかけがえのない体験をお届けする」としている。
全室スイート仕様、最小客室も24.4㎡以上——オールインクルーシブで提供
三井オーシャンフジの客室は全室オーシャンビューかつスイート仕様だ。
最もコンパクトな客室も24.4㎡以上のゆとりある空間を確保しており、長期間の航海でも快適な居住性を備えている。
サービスは「オールインクルーシブ」として提供される。旅行代金に含まれる内容は以下の通り。
- 移動費・宿泊費
- 船内の各種アクティビティ参加費
- 基本的な食事代
- アルコールを含む200種類以上のドリンク代
- エンターテインメント鑑賞費
- Wi-Fi利用料
- 半日寄港地観光ツアー代(一部寄港地を除く)
ただし、離島を含む一部の寄港地では半日寄港地観光ツアーの実施がない場合がある。また、「2028年 感動航海オセアニア」を含む長期クルーズでは、同ツアーが別料金での案内となる点に注意が必要だ。
2024年就航以来、長期クルーズの実績を積み上げ
三井オーシャンフジは2024年の就航以来、日本を中心に海外の港へも寄港する中長期の旅程を数多く展開してきた。
就航直後には91日間の「南米ワールドクルーズ」(チャータークルーズ)を実施。2026年には約1か月間の「ハワイ4島周遊クルーズ」を催行し、2027年には47日間の「南洋の楽園クルーズ」の実施を予定している。
今回のオセアニアクルーズはこれらの長期クルーズで培った経験と知見を活かして提供されるものだ。
三井オーシャンクルーズについて
三井オーシャンクルーズは、商船三井グループの商船三井クルーズ株式会社が展開するクルーズブランドだ。
2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」の運航を開始し、2026年9月には新たなクルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」が就航した。貨客船運航時代から140年以上にわたる歴史の中で培った伝統とおもてなしに基づくサービスを受け継ぎ、2船体制での運航を展開している。
「2028年 感動航海オセアニア 〜オーストラリア東海岸・世界遺産タスマニアとニュージーランドクルーズ〜」に関する詳細や旅行代金については、三井オーシャンクルーズ公式ウェブサイト(https://www.mitsuioceancruises.com/)で確認できる。また、MITSUI OCEAN FUJI の詳細は https://www.mitsuioceancruises.com/fuji/ 、MITSUI OCEAN SAKURA の詳細は https://www.mitsuioceancruises.com/sakura/ で案内されている。




