帝国データバンクがこのほど公表した景気動向調査の今年9月分で、同月の旅館・ホテルの景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比2.1ポイント増の49.4と、3カ月連続で改善した。業種別では7位と、前月の10位から上昇。ただ、4カ月連続で判断の分かれ目の50を下回った。
旅館・ホテルの今年のDIは、50を上回った月が3月(52.1)と5月(50.9)の2回のみ。前年は7月(49.6)以外の全てが50を上回った。前年7月は「猛暑による利用者の減少や消費者の節約志向の高まり」(同社)のほか、根拠のない予言から、一部の国・地域から訪日客が減少した。
全業種計は前月から横ばいの44.6。「国内景気は、機械関連需要や旅行需要が下支えしたものの、仕入れ単価の高止まりや天候不順など悪材料も多く、上向き傾向が一服した」(同)。
51の業種別では、電気機械製造(53.2)、機械製造(51.6)、精密機械、医療機械・器具製造(50.5)、人材派遣・紹介(50.4)、情報サービス(50.0)、輸送用機械・器具製造(49.8)が上位となっている。
10の業界別では、建設、製造、金融の3業界が改善。卸売が横ばい。サービスなど6業界が悪化した。
サービスは同0.1ポイント減の47.4と4カ月ぶりに悪化。このうち旅館・ホテルは「シルバーウイークに支えられ」(同)、3カ月連続で上向いたが、飲食店が「仕入れ価格や人件費上昇、外出機会の抑制などで」(同)3カ月ぶりに下落した。
景況感に関する企業の主な声は次の通り。
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