ANAホールディングス株式会社(代表取締役社長:芝田浩二、以下ANAHD)および全日本空輸株式会社(代表取締役社長:平澤寿一、以下ANA)は10月16日、現在の本社を2030年春頃を目途に東京・八重洲の新複合施設「YAESU CORE(ヤエスコア)」へ移転すると発表した。
両社は現在、汐留シティセンターに本社機能を置いている。2030年春頃の移転完了を目指し、「人的資本経営」を加速させ、社員の活力最大化と付加価値の創造を実現するとしている。
本社移転先は東京・八重洲の地上43階建て超高層ビル
ANAHDおよびANAの本社機能が移転するのは、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」として整備される施設名称「YAESU CORE」だ。
所在地は東京都中央区八重洲二丁目4〜7番。地上43階、地下3階建てで、高さは約227メートルに及ぶ。敷地面積は約1万9560平方メートル、延床面積は約38万9290平方メートルという大規模開発。入居時期は2030年春頃を予定している。
移転先物件の参考情報として、三井不動産が「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」に施設名称「YAESU CORE(ヤエスコア)」を決定したことが挙げられている。
グループの一部機能は田町の新拠点へ
本社機能の移転と同時に、ANAグループの一部機能についても、2030年春頃を目途に「田町駅西口駅前地区開発事業」で整備される新拠点へ移転することが決定した。
田町の新拠点の所在地は、東京都港区芝五丁目412番6号(地番)ほか。地上24階、地下2階建てで、高さは約125メートル。敷地面積は約6615平方メートル、延床面積は約9万8570平方メートル。こちらも入居時期は2030年春頃を見込む。参考情報として、三井不動産による「田町駅西口駅前地区開発事業」は2025年10月1日に着工している。
「新しい未来に向けて、次のワクワクを生み出す場」を目指す
両社が新オフィスで目指す姿として、「広大なフロアの中で役職員が日常的に交わり、活発なコミュニケーションが生まれる空間を創出する」と表明している。
また、「互いを高め合うチームスピリットと仲間との確かなつながりのもとで、個の知見やアイデアを結集し、組織力の最大化を図る」としており、社員一人ひとりにとって「働きやすいオフィス」を構築することで、「新しい未来に向けて、次のワクワクを生み出す場」の実現を目指すとしている。
今回の移転は、2026〜2028年度のANAグループ中期経営戦略で掲げる「成長の価値創造サイクルを回し続けるための土台づくり」の一環と位置づけられている。カスタマーフロントラインをはじめ、スタッフ部門を含めた働きやすい職場環境を整備することで、社員の活力最大化につなげる方針だ。




