公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(GREEN × EXPO協会、会長:筒井義信、所在地:横浜市中区)は9月15日、2027年3月19日から9月26日まで横浜市で開催される「GREEN × EXPO 2027」の会期中イベントリスト(第一弾)を公表した。
ナショナルデー・スペシャルデーをはじめ、音楽、スポーツ、まつり、観光、物産展など多種多様なイベントが並ぶ。公表時点で59か国・機関の日程が決定。青森ねぶたの常設展示や神奈川県オリジナルミュージカルの公演、省庁連携催事など、192日間の会期を彩る企画が次々と明らかになった。

「おまつり歳時記プロジェクト」と青森ねぶた 通期開催の2大柱
会期を通じて展開される協会主催催事として、「おまつり歳時記プロジェクト」が実施される。GREEN × EXPO 2027ならではの農の風景や日本の自然観を象徴する空間を舞台に、農耕祭祀や伝統芸能を披露。各地域の祭りや伝統芸能団体と連携した多彩な催事を展開し、日本の自然観や文化の魅力を世界に発信する。
同プロジェクトの目玉の一つとして、青森ねぶたが常設展示される。運行日程は現在調整中とされており、決定次第、公表される予定だ。
神奈川県による取り組みも通期を彩る。主催事場(仮称)で不定期公演されるオリジナルミュージカル『Vibrant INOCHI(バイブラント・いのち)』は、神奈川県の県政の基本理念である「いのち輝く”Vibrant INOCHI”」をPRする作品。環境問題を優しくユーモアたっぷりに描いた「希望のミュージカル」として制作された。公演日程は現在調整中だ。
59か国・機関が集うナショナルデー・スペシャルデー
GREEN × EXPO 2027では、公式参加者(国・地域、国際機関)の参加を称え、各国・地域の文化理解と国際親善の増進を目的として、全ての公式参加者がナショナルデー・スペシャルデーを開催する。9月15日時点で公表の許諾が下りたものとして、59か国・機関の日程が決定している。
3月の開幕直後から各国のナショナルデーが続く。3月23日にサントメ・プリンシペ民主共和国、3月25日にモーリタニア・イスラム共和国、3月26日にトルクメニスタン、3月27日にジブチ共和国、3月28日にタジキスタン共和国、3月31日にシリア・アラブ共和国がそれぞれ主催事場(仮称)でナショナルデーを開催する。
4月は、クロアチア共和国(4月2日)、モロッコ王国(4月7日)、ITTO(国際熱帯木材機関)スペシャルデー(4月8日)、レバノン共和国(4月12日)、パナマ共和国(4月15日)、スペイン王国(4月16日)、キルギス共和国(4月19日)、イタリア共和国(4月22日)、コモロ連合(4月23日)、コンゴ民主共和国(4月28日)と、月を通じて10か国・機関が登場する。
5月はヨルダン(5月7日)、ボリビア多民族国(5月9日)、カタール国(5月10日)、ブータン王国(5月11日)、チャド共和国(5月14日)、アメリカ合衆国(5月15日)、エチオピア連邦民主共和国(5月16日)、アンゴラ共和国(5月25日)、ケニア共和国(5月26日)、イエメン共和国(5月30日)が続く。
6月はベトナム社会主義共和国(6月1日)、コートジボワール共和国(6月11日)、フィリピン共和国(6月12日)、中央アフリカ共和国(6月15日)、エスワティニ王国(6月18日)、ラオス人民民主共和国(6月22日)、モザンビーク共和国(6月25日)の7か国が名を連ねる。
7月はレソト王国(7月1日)を皮切りに、スーダン共和国(7月10日)、モンゴル国(7月11日)、エジプト・アラブ共和国(7月12日)、マリ共和国(7月16日)、ボツワナ共和国(7月20日)、マラウイ共和国(7月21日)、トーゴ共和国(7月22日)、セーシェル共和国(7月23日)、タイ王国(7月28日)、ソロモン諸島(7月29日)、カメルーン共和国(7月30日)と12か国が登場。夏の会場を彩る。
8月はガンビア共和国(8月7日)、インド共和国(8月18日)、ギニア共和国(8月19日)、ジンバブエ共和国(8月20日)、ベナン共和国(8月27日)、南スーダン共和国(8月30日)が予定されている。
9月はガーナ共和国(9月2日)、マダガスカル共和国(9月3日)、リベリア共和国(9月6日)、ウガンダ共和国(9月8日)、ブルンジ共和国(9月11日)、セルビア共和国(9月15日)、ナウル共和国(9月16日)、ソマリア連邦共和国(9月17日)が閉幕直前まで続く。
自治体・企業・団体が彩る多彩な催事
自治体参加催事では、神奈川県・横浜市による「開催地自治体ウィーク」をはじめ、各地の祭りや伝統文化を発信するイベントが計画されている。現時点で公表の許諾が得られたものとして11自治体の実施が決定している。
愛知県田原市・JA愛知みなみによる「セカイがタハラの花にムチュー!」(3月26日〜28日、大催事広場)、泉佐野市の「泉佐野だんじりフェスティバル」(6月27日、大催事広場)、岸和田市による「岸和田『竹イノベーション』〜パンダが繋いだ竹のバトンを、未来の循環型都市へ〜」(4月20・21日、催事場)などが予定されている。
千葉県による「千葉県デー」ステージイベント(5月15日、催事場)、浜松市のイベント(3月22日、催事場)、さいたま市PRイベント(7月30・31日、催事場)、川崎市の「(仮称)川崎DAY」(9月11・12日、催事場)、福島県による「(仮称)ふくしまの花を愛でるライフスタイル in GREEN × EXPO 2027」(7月1〜3日、実施日調整中、催事場)も名を連ねる。
一般参加(企業・団体、花・緑)催事は現時点で25団体の実施が決定。注目イベントとして、東映アニメーション×横浜市によるイベント(3月23〜25日、催事場)があり、催事場での映像作品の上映やショーが予定されている。
株式会社steAmによる「大阪・関西万博の感動をもう一度! KURAGE Band が世界をつなぐ”いのちセレブレーション”」(3月31日、大催事広場)、LALA MARCHE実行委員会による「LALAMARCHE in GREEN EXPO 2027〜『つくる・つなぐ・めぐる』明日へ繋ぐアップサイクル・マーケット〜」(4月2〜4日、大催事広場)なども予定されている。
5月7日〜9日には株式会社丸兆による「HONEY HARMONY FESTIVAL 2027〜花とミツバチと食が奏でる未来〜」(大催事広場)が開かれる。6月12・13日には一般財団法人Tokyo Equestrian Festivalによる「HORSE & HERITAGE-緑と人と、そして馬たち。-」(大催事広場)も登場する。
一般社団法人クールジャパン協議会の「COOL JAPAN AWARD 2027 at GREEN EXPO」(9月1日、催事場)、公益財団法人みんなの夢をかなえる会ほかによる「高校生SAVE EARTH AWARD in GREEN EXPO 2027」(8月26日、催事場)といったアワード系イベントも会場に華を添える。
11府省庁が先進技術・政策を発信
省庁連携催事では、GREEN × EXPO 2027のテーマ「幸せを創る明日の風景」の実現につながる先進的なグリーン技術や政策を、花や緑、食と農、環境、文化、復興など幅広い切り口から発信する。現時点で11府省庁の実施が決定している。
開催期間を通じての目玉企画として、国土交通省が3月19日から6月12日まで「『みどり×まち×テクノロジー』〜バーチャル空間で体験する近未来都市〜(仮称)」をマクニカ グリーンテック メッセで展開する。
農林水産省は会期を通じて多数のイベントを実施。5月21日〜25日の「FoodTech Garden 2027〜サステナブルな一皿へ」、5月22日〜25日の「にっぽん地域ブランドフェスティバル〜見て、食べて、知るGI・地域団体商標〜」、8月14日〜16日の「ミツバチウィーク〜花がつなぐ食と農の未来」(いずれもマクニカ グリーンテック メッセ)など多彩だ。
財務省(国税庁)は5月31日から6月23日まで「気候風土と伝統の技が生んだ日本のお酒の魅力」をマクニカ グリーンテック メッセで開催。環境省は6月8日〜12日に「宇宙とつなぎ地球環境を考えよう」(マクニカ グリーンテック メッセ)を実施する。
法務省が手がける「刑務所・少年院展 in EXPO〜刑務所・少年院が守る自然と社会〜」(4月23日〜25日、日本政府苑内イベントスペース)、外務省のJICA Global Co-Creation Week(7月19日〜25日、日本政府苑内イベントスペース)、復興庁による「東日本大震災からの復興展示」(9月1日〜6日、日本政府苑内イベントスペース)なども予定されている。
7月1日から27日にかけて、国土交通省・農林水産省・関係省庁によるグリーンテック集中見本市(仮称)(マクニカ グリーンテック メッセ)が開かれるのも大きな注目ポイントだ。
経済産業省は9月8日〜14日に「日本の伝統的工芸品の対外発信(KOGEI x EXPO in GREEN x EXPO 2027(仮称))」(マクニカ グリーンテック メッセ)、9月15日〜20日に「水素week(仮称)」(マクニカ グリーンテック メッセ)を実施する。
農林水産省(林野庁)は9月8日〜21日に「バーチャル森林浴」(マクニカ グリーンテック メッセ)を展開するほか、9月23日には「木づかいシンポジウム2027」(日本政府苑内イベントスペース)を開催する。
GREEN × EXPO 2027の概要
GREEN × EXPO 2027の正式名称は「2027年国際園芸博覧会(International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan)」。開催場所は神奈川県横浜市、開催期間は2027年3月19日(金)から9月26日(日)までの192日間。テーマは「幸せを創る明日の風景〜Scenery of the Future for Happiness〜」だ。博覧会区域は約100ヘクタール(うち会場区域80ヘクタール)、クラスはAIPH承認・BIE認定の最上位であるA1クラス。有料来場者数は1,000万人以上を見込んでいる。
今回公表されたイベントはあくまで第一弾。追加イベントの情報は決まり次第、公式ウェブサイト(https://expo2027yokohama.or.jp/)等で順次公表される予定だ。




