そしてブラタモリ2週連続放映に続く大きな出来事があの街歩きバイブル的な旅行雑誌「地球の歩き方」「北九州市」の発行。しかも単独市版として日本初とのこと。わが街の観光の魅力に気づいてない市民たちはみな??状態。え!なぜ?なぜ?状態だった。全368ページの大作は重版を重ねた。
続いて同年には「日本新三大夜景都市」にランクイン。しかも1位(投票してくれた全国6610名の夜景観光士のみなさんありがとう)。ここでも市民たちは思った。え? 長崎市や函館市や横浜市より上に行っちゃっていいの? そう、いいのである。市内に11もの”日本夜景遺産”を抱えるその総合ポイントの結果なのだから。
人気NO1皿倉山からの夜景ではケーブルカーとスロープカーのみで頂上へ行くことが可能。結果、他有名夜景スポットのような山頂混雑が発生しない。長大つり橋で唯一の国重要文化財である若戸大橋。ライトアップされた深紅のこの橋は特に人気の工場夜景クルーズや近くの高塔山からの夜景見学で圧倒的な存在感を示している。
小倉城では眼前で水の張ったお濠(ほり)に石垣から天守閣がすっくと直立する。この距離で”逆さ天守閣”を見ることができるのはここだけだとお城マニアの方に教わった。新幹線到着駅から徒歩わずか十数分。この水鏡の城のライトアップは格別だ。加えて日本で唯一、天守閣最上階パーティーも開催可能。MICEでも人気のユニークベニューとなっている。
国際会議参加のお客さまには多くを教えていただいた。アインシュタインや孫文がなぜこの地に来訪し滞在したか。文化庁認定日本遺産に選ばれた「関門ノスタルジック海峡」ではその構成文化財総数がなんと圧巻の40超え。
AIはきちんとわかっている。「明治以降日本の近代化を支えた工業都市+五つの街の個性が集まった”文化都市”という2面性をもつ魅力的な街」。
さあて北九州市民はいつになったらこれらの”わが街の魅力”に気づいてくれるのだろうか。
(英彦山観光福祉協会代表理事 笠松晋)




