久元市長(右)と永島社長
兵庫県神戸市はこのほど、同市北区有馬地域に児童預かり施設を開設した。観光産業の人手不足や子育て世代の流出などの地域課題の解決に向けた取り組み。小学生の居場所確保が難しい日、祝日に開所する。有馬小学校の児童と有馬地区の在住・在勤者児童を対象に有料で受け入れ、子育て世代が安心して働けるようにする。
有馬地区は高齢化が進んでおり、働く世代を呼び込めるような取り組みとして、11年前から地域で、日祝に働く観光従事者の児童を預かる施設の設置などについて検討。明治安田生命保険から企業版ふるさと納税の寄付を得て、開設に至った。
施設は有馬小学校の施設として使用されている旧有馬幼稚園園舎を活用。関西学院大学建築学部の山根周教授らが地元住民とワークショップを重ね、リノベーションした。入り口や照明の装飾には神戸市産のカヤを使用。遊戯室には、神戸市産の間伐材を使った可動式家具を配置したほか、有馬温泉にゆかりの深いヒョウタンをモチーフにしたウッドデッキをテラスにつなぐ形で設けた。玩具や書籍は、地元からの寄付などで賄った。
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