ひょうご観光本部は8月21日、県内の宿泊施設や観光協会、DMOなどを対象に、「国際認証取得に向けたサステナブルツーリズム実践セミナー」を開催した。国際認証制度の基礎知識や取得の意義、世界の動向などを理解し、高付加価値旅行者から選ばれるための観光地や宿泊施設づくりに生かしてもらう。
講師はGSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)から認定を受けた認証機関、コントロール・ユニオン・ジャパンの佐田麻衣子、インバウンド旅行のコンサルタント業務を手掛けるトリコラージュの木村陽の両氏。
GSTC認証は観光産業における持続可能な取り組みを評価する認証で、GSTCが定めた基準に基づき、観光業者やホテル、ツアーオペレーターなどの取り組みを評価する。
佐田氏によると、宿泊事業者向けのサステナビリティ認証制度は、GSTCや、世界最大級の宿泊施設向け認証であるグリーンキー、長い歴史を誇るグリーングローブ、日本発のESG(環境・社会・企業統治)評価を行うサクラクオリティなどがある。
サステナビリティは観光産業の新たなスタンダートとなっており、「証明が求められる時代」と佐田氏。現在、GSTC認証取得事業者は、宿泊施設は40施設以上、ツアーオペレーターは5社以上という。
GSTC認証がもたらす価値は、企業・経営においては国際的信頼性やブランド価値の向上、組織・人材面では社員の一体感の醸成や部門間連携の強化などにつながるとされる。
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