「飛び出す鳥獣戯画」
日本発祥の参加・体験型アート「トリックアート」。平面の絵が飛び出したり、角度により違う雰囲気の絵に見えたりする不思議なアートだ。栃木県・那須と東京・お台場、横浜・新港地区にあるトリックアートの常設館は、作品を見るだけでなく、写真に撮ったり、自由に触れたりとさまざまな体験ができる。思い出づくりとともに、芸術性を学び、発想力を養える体験・見学地と、中学や高校の修学旅行で人気を集めている。
「東京トリックアート迷宮館」は、江戸をテーマにした和風のトリックアートをはじめ、多くの人気作品を展示する体験型の美術館。東京屈指の観光スポットお台場にあり、一般客や修学旅行客で年中にぎわっている。
館内に入り、まず目にするのは「江戸エリア」。「華やかな江戸の彩」をコンセプトに、色彩豊かで親しみやすいモチーフの、和風の作品を数多く展示している。
「トリックいたずら日本画」と題して、大和絵浮世絵の名作をだまし絵にして展示。北斎の「神奈川沖浪裏」で来場者がサーフィンをしたり、「飛び出す鳥獣戯画」に入り込むなど、現実と絵が一体になったユニークな写真を撮れる。

「飛び出す鳥獣戯画」
「忍者屋敷エリア」では、「隠し扉」などさまざまな仕掛けがあり、その先にある「名作ギャラリー」では、トリックアートの過去の作品から最新作まで体験できる。
トリックアート美術館は学校の校外学習やグループワークにも利用され、生徒から仕事について取材を受けることも多い。
▽東京都港区台場1の6の1、デックス東京ビーチシーサイドモール4階。電話03(3599)5191。不定休で、午前11時から午後9時まで営業。入場料大人1200円、中学生以下800円。
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横浜のみなとみらいや中心街に近い新港地区の複合施設「横浜ワールドポーターズ」に一昨年7月、「横浜トリックアート迷宮館」がオープンした。「時空を超えた旅」をテーマに、過去、現在、未来の世界を51点のトリックアートで表現。最新の錯覚やトリックを使って制作した作品は見て楽しむだけでなく、実際に動かすことで体験できる。
「仕組みを考えたり、表現方法を見て学ぶなど、生徒の感受性を高めて、美術に取り組むきっかけになってほしい」とスタッフは説明や体験サポートをしている。
▽横浜市中区新港2の2の1、横浜ワールドポーターズ4階。電話045(264)9240。不定休で、午前10時半から午後9時まで営業。入場料大人1300円、中学生以下900円。

「紅葉に映える古城」




