旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する株式会社オープンドアは9月2日、2026年シルバーウィーク期間(9月19日~27日)を対象とした「国内旅行 目的地別人気ランキング」を発表した。1位は那覇市、2位は札幌市。なかでも函館市は検索数が前年同期比130%に急増し、前年の14位から9位へ大幅に順位を上げた。
2026年のシルバーウィークは11年ぶりの5連休となる。平日に休暇を組み合わせることで最大9連休が可能となり、旅行需要が高まりを見せている。
ランキング全体

今回のランキングは、トラベルコにおける旅行期間を2026年9月19日~27日とした検索データをもとに算出したもの。検索実施期間は2026年6月1日から7月31日。
トップ10の順位は以下の通りだ。
- 1位 那覇市
- 2位 札幌市
- 3位 東京都23区
- 4位 大阪市
- 5位 石垣島
- 6位 恩納村
- 7位 福岡市
- 8位 宮古島
- 9位 函館市
- 10位 京都市
函館市が14位から9位へ急浮上
注目は函館市の急上昇だ。検索数が前年同期比130%に達し、前年14位から9位へと順位を大幅に引き上げた。
オープンドアは急上昇の背景について、複数の要因を挙げている。まず、北海道新幹線開業10周年キャンペーンに伴うお得な企画乗車券の販売や周遊施策の展開。次に、「旧ロシア領事館」や「旧相馬家住宅」をはじめとする歴史的建造物を再生した宿泊施設の開業。さらに、定評のある地場食材を活かした食文化の発信や各種イベントの開催も寄与しているとする。加えて、快適な秋の気候のなかで楽しむ五稜郭など定番スポットの散策や、体験型アート企画が若年層やファミリー層の関心を惹きつけており、「これらの複合的な要因が需要を力強く後押しした」と分析している。
1位・那覇市の最安値情報
シルバーウィーク期間(2026年9月19日~27日)における那覇市の旅行費用は以下の通り。いずれも2026年9月1日時点のトラベルコ参考値で、価格は変動する。
国内航空券(東京-那覇 片道/大人1名)の最安値は8,822円。
人気ホテルの最安値(大人2名/1泊)は、3つ星のホテルグランビュー沖縄が7,840円、4つ星のロワジールホテル那覇が10,570円、5つ星のホテル コレクティブが24,000円。
航空券+ホテルのセット最安値(東京-那覇 往復/2名1室/大人1名/2泊3日)は、3つ星が29,700円、4つ星が30,500円、5つ星が43,860円。なお、この金額は「航空券とホテルをセットで予約」「航空券とホテルを別々に予約」「パッケージツアー」の3パターンを比較し、最も安い金額を表示したものだ。
人気のツアー(2名1室/大人1名/2泊3日)では、「観光に便利なレンタカー付/成田発」が32,100円~、「ジャングリア沖縄 1Dayチケット付/羽田発」が55,400円~となっている。
2位・札幌市の最安値情報
国内航空券(東京-新千歳 片道/大人1名)の最安値は5,738円。
人気ホテルの最安値(大人2名/1泊)は、3つ星のホテルアベスト札幌が7,636円、4つ星のニューオータニイン札幌が14,860円、5つ星のJRタワーホテル日航札幌が37,216円。
航空券+ホテルのセット最安値(東京-新千歳 往復/2名1室/大人1名/2泊3日)は、3つ星が23,247円、4つ星が27,900円、5つ星が32,974円。
人気のツアー(2名1室/大人1名/2泊3日)では、「周遊に便利なレンタカー付/成田発」が30,900円~、「定山渓温泉に宿泊&フリープラン/成田発」が45,100円~。
急上昇・函館市の最安値情報
国内航空券(東京-函館 片道/大人1名)の最安値は10,374円。
人気ホテルの最安値(大人2名/1泊)は、3つ星の湯の川観光ホテル祥苑が12,246円、4つ星のセンチュリーマリーナ函館が29,804円。
航空券+ホテルのセット最安値(東京-函館 往復/2名1室/大人1名/2泊3日)は、3つ星が28,520円、4つ星が28,792円。
人気のツアー(2名1室/大人1名/2泊3日)では、「周遊に便利なレンタカー付/成田発」が42,100円~、「新幹線で行く湯の川温泉満喫ツアー/東京駅発」が58,800円~となっている。
シルバーウィーク以降も旅行需要の拡大に期待
今回のランキング発表と合わせ、オープンドアはシルバーウィーク以降の旅行需要についても言及している。
国内旅行では、観光庁が九州各県を対象とした旅行支援「九州ふっこう応援割」を10月から開始すると発表している。海外旅行でも、主要航空会社による9月・10月発券分の国際線燃油サーチャージ引き下げなど、渡航費用の軽減傾向が続いている。こうした追い風を受け、シルバーウィーク以降の秋シーズンも国内外で一層の旅行需要拡大が期待されるとしている。





