青森県津軽地方で地域の食文化を後世に伝える活動をする女性の集い「津軽あかつきの会」。地域で作り続けられてきた料理をレシピ、アーカイブ化するほか、毎週数日開催する予約制の食事会は地域の観光コンテンツにもなっている。
同書は「津軽伝承料理」に続く同会の著書で、今回は正月や盆といった年中行事、田植えや収穫といった農事行事、結婚や葬送といった人生儀礼などの人が寄る(集う)場で供される料理をテーマに据えた。それぞれについて、材料と作り方の詳細をカラー写真を交えて紹介している。
例えば正月。津軽地方は元日におせち料理を食べる習慣がなく、朝に食べるのは雑煮をはじめとした汁物という。同書では元旦に食べる「朔日(ついたち)の雑煮」や冬の津軽地方を代表する「小正月のけの汁」を紹介。素朴な品は宿の1品にしても喜ばれそうだ。
B5変型判、並製。オールカラー144ページ。定価2600円+税。
発売=柴田書店。





