デルタ航空は2026年8月7日、成田国際空港(NRT)とシアトル・タコマ国際空港(SEA)を結ぶ直行便を2027年3月下旬に再開すると発表した。エアバスA330-900neo型機によるデイリー運航で、シアトル発便は2027年3月27日、成田発便は2027年3月28日の運航開始となる。
同路線は、デルタ航空が現在運航している羽田-シアトル間の直行便を補完するもの。羽田と成田の両空港に就航することで、東京へのアクセス手段を増やし、座席供給量を拡大する狙いだ。
「日本市場への長期的なコミットメント」を強調
デルタ航空のネットワーク・プランニング担当副社長、ジェフ・アリンダー(Jeff Arinder)は今回の路線追加について、「日本は、デルタ航空のグローバルネットワークにおいて最も重要で人気の高い市場の一つです。羽田と成田の両空港に就航することで、東京へのアクセス手段が増え、座席供給量も拡大します。デルタ航空の米国内線ネットワークの強みを生かし、お客様が行きたい場所へより便利に移動できるサービスを提供します」とコメントした。
アジア太平洋地区担当副社長のジェフ・ムーモー(Jeff Moomaw)も、「デルタ航空では、シアトルをアジアからのゲートウェイとして位置付け、東京羽田(HND)、ソウル(ICN)、上海(PVG)、台北(TPE)から直行便を運航しています。成田-シアトル線の追加は、アジア太平洋地域におけるデルタ航空の路線拡大の一環であるとともに、日本市場への長期的なコミットメントを示しています」と述べた。
シアトルからは北米50都市以上へ乗り継ぎ可能

成田-シアトル線の大きな特徴の一つが、シアトルを経由した北米各都市への広範なネットワークだ。
シアトルからは北米50都市以上への乗り継ぎが可能であり、東京と北米間を移動する乗客に新たな選択肢を提供する。デルタ航空はシアトル国際空港で最大のグローバル航空会社であり、ピーク日には62都市以上の目的地へ1日160便以上を運航している。
現在デルタ航空は、羽田からシアトル、アトランタ、デトロイト、ミネアポリス、ロサンゼルス、ホノルルへの直行便を毎日運航中。今回の成田-シアトル線の追加により、東京発着の太平洋路線はさらに充実したネットワークとなる。
また、同路線は太平洋路線における共同事業提携パートナーである大韓航空との共同運航となる。
運航スケジュール
成田(NRT)-シアトル(SEA)線の運航スケジュールは以下の通り。
- DL114便 成田18:30発 → シアトル12:00着(毎日運航、2027年3月28日開始)
- DL115便 シアトル13:35発 → 成田16:20着・翌日(毎日運航、2027年3月27日開始)
なお、運航スケジュールは変更される場合がある。
4クラス構成のエアバスA330-900neo型機を投入
成田-シアトル線で使用するエアバスA330-900neo型機は、4つの座席クラスで構成される。
個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」が29席、プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」が28席、足元の広いエコノミー「デルタ・コンフォート」が56席、そして「デルタ・メイン」が168席。乗客それぞれのニーズに合わせてサービスを選べる構成だ。
シアトルでのプレミアム体験も充実
デルタ航空はシアトル国際空港でのサービス向上にも力を入れており、乗り継ぎや出発前の乗客にプレミアムな体験を提供している。
ビジネスクラス「デルタ・ワン」搭乗客は、コンシェルジュスタイルのデルタ・ワン専用チェックインを利用可能。眺望を楽しみながらレストランスタイルで食事が楽しめる「デルタ・ワン ラウンジ」や、その階下にある「デルタ スカイクラブ」で搭乗までの時間を過ごすことができる。
シアトルの魅力と太平洋岸北西部へのアクセス
シアトルはスペースニードルやパイク・プレイス・マーケットなど著名な観光スポットを擁するほか、コーヒー・カルチャーや新鮮なシーフード、レーニア山を望む美しい景観など、都会の活気と豊かな自然が調和した独特の魅力を持つ都市だ。
太平洋岸北西部への玄関口でもあり、近郊のワイン産地や全米屈指の美しい自然景観を誇る国立公園へのアクセスにも便利な立地。デルタ航空はシアトルを世界と北米太平洋岸北西部とをつなぐゲートウェイ空港として位置付け、シームレスな移動とプレミアムな体験を提供すべく長期的な投資を続けている。





