上里さん
地域への思いやりを当たり前にしたい
――ツーリストシップ(TS)との出会いは。
美術系大学の観光デザイン学科の学生だった時です。嵐山のゴミ問題などをデザインの力で解決しようと取り組む中で、観光客と住民の考え方が相入れない状況の解決策に悩んでいた時に、TSと田中(千恵子代表)に出会い、『これだ!』と。その後『旅先クイズ会』などの活動に参加するようになりました。
――入社の経緯は。
一般的な就職活動を行っていたのですが、田中に突然『新卒でTSに入ってほしい』と(笑い)。実は就職して数年経験を積んだ後、TSに拾ってもらえたら…と密かに思っていたので、これはチャンスだと思いました。3人しかいない団体に入ることへの不安がなかったわけではありませんでしたが、母が『やりたいことをやればいいやん!』と背中を押してくれ、入社を決めました。
――今はどんな仕事を担当していますか。
ブランドマネージャーとして、ポスターやホームページ、キャラクター展開などのデザイン業務全般を担当しています。そのほか、現在は関西駐在として、京都市の八坂神社で定期開催している旅先クイズ会の運営やTS検定の補助など担当しています。
――やりがいは。
旅先クイズ会には学生、社会人、年齢問わずたくさんのボランティアの方に参加してもらっています。皆さん最初は英語や外国人とのやりとりに不安を抱えて参加されるんです。ですが始まってみるとどんどん笑顔になっていく。外国人旅行者に対してポジティブな感情になって帰られる方が多く、そこに面白さややりがいを感じています。
――目標は。
住民、旅行者かかわらず、誰もが旅先や地元を思いやる考え方を当たり前にしたいです。そのためにも、TSを知らない人に、TSという新しい言葉、新しい概念を分かりやすく伝えるにはどうすれば良いか、どうしたら自分の生活に取り入れてもらえるのか。悩むこともありますが、『TSに共感しているデザイナーは自分しかいない』との自信はあるので、メンバーの思いもくみ取りながら取り組んでいきたいです。

上里さん




