道後温泉本館インスタレーション
約3千年の歴史を持ち、日本最古の湯といわれる道後温泉(愛媛県松山市)。昨年の「にっぽんの温泉100選」では3位に位置し、毎年ランキングの上位に名を連ねている。
道後の湯はアルカリ性単純泉。刺激が少なく、湯治や美容に適していると評判だ。
道後には三つの外湯がある。まず一つは、道後温泉のシンボル「道後温泉本館」。2019(平成31)年1月に保存修理工事に着手し、2024(令和6)年12月に完了。約6年の時を経て、本来の姿に戻っている。
1階には「神の湯」と「霊の湯」と呼ばれる浴室があり、風呂上がりには2階と3階の休憩室でゆっくりくつろぐことができる。また、日本で唯一の皇室専用浴室である「又新殿(ゆうしんでん)」は見学が可能だ。
この道後温泉本館は、1994(平成6)年に日本で初めて公衆浴場として重要文化財に指定されている。

道後温泉本館インスタレーション
そして二つ目の外湯が、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。日本最古といわれる温泉にふさわしく、飛鳥時代の建築様式を取り入れた美しい外観が魅力的な湯屋だ。2017(平成29)年にオープンし、来年には10周年の節目を迎える。開放的な大浴場と本館にはない露天風呂を備えており、本館の又新殿を再現した特別浴室では、昔の浴衣「湯帳(ゆちょう)」を着ての入浴体験ができる。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭インスタレーション
三つ目は、「道後温泉 椿(つばき)の湯」。市花であるつばきをシンボルとした松山市民の“親しみの湯”として広く愛されており、地元にとってなくてはならない公衆浴場となっている。
道後温泉駅を降りてすぐの道後商店街は、全国的にも非常に活気がある商店街として知られており、魅力的な土産物屋や飲食店が軒を連ねている。「坊っちゃん団子」をはじめとするスイーツの食べ歩きも楽しめ、特に愛媛名物の一つとなっている「鯛(たい)めし」は行列必至だ。
また、道後温泉は、伝統を守りつつ、現代アートを生かしたまちづくりでも注目を集めている。2014(平成26)年から始められたアートプロジェクトでは、まちそのものが作品の舞台となり、にぎわいをもたらしている。
現在もアーティストの蜷川実花さんを迎え、「蜷川実花 with EiM × 道後温泉 DOGO ART」を展開中である。華やかに彩られた道後のまちは必見。会期は、2027(令和9)年2月末まで。
道後アート – DOGO ART
泊まる一覧 | 道後温泉公式エリアガイド





