株式会社トリファは7月20日、過去2年以内に海外旅行(日帰り除く)経験のある男女500名を対象に実施した「空港での過ごし方に関する実態調査」の結果を発表した。調査では、海外旅行者の77.6%が出発の1時間半以上前に空港へ到着していること、また55.8%が搭乗前の待ち時間に不満を感じた経験があることが明らかになった。

約8割が出発1時間半前以上に空港入り
空港への到着タイミングについて、海外旅行者の77.6%が出発の1時間半以上前に空港へ到着していると回答した。
内訳は「1時間半以上2時間未満」が30.4%で最多。「2時間以上3時間未満」が29.0%、「3時間以上前」が18.2%と続いた。一方、「1時間以上1時間半未満」は18.8%、「1時間未満」は3.6%にとどまった。
チェックイン、保安検査、出国審査といった海外旅行特有の手続きや混雑を見越して、多くの旅行者が搭乗時間よりもかなり早く空港入りしている実態が浮かび上がった。
空港到着後の過ごし方 「飲食」トップ、「ラウンジ」も約5割
空港到着後の過ごし方(複数回答)では、「飲食店・カフェで食事・休憩」が61.0%でトップとなった。「免税店・ショッピング」が50.2%、「空港ラウンジで待機」が48.4%、「ゲートエリアのベンチ・椅子で待機」が42.0%と続き、「スマホ・PCで作業、エンタメ」は38.8%だった。「特にすることない」と答えた旅行者も10.0%いた。
積極的に「満足」は約3割にとどまる

搭乗前の過ごし方の満足度については、「満足」が31.0%、「どちらかといえば満足」が50.0%だった。「どちらかといえば不満」は16.6%、「不満」は2.4%だった。
過ごし方そのものに対して大きな不満を抱く旅行者は少ないものの、積極的に満足している旅行者は約3割にとどまる結果となった。「悪くはない」という消極的な評価にとどまっている旅行者が多数を占める実態が示された。
「待ち時間」に絞ると不満は急増 55.8%が経験あり
過ごし方全般への満足度と対照的だったのが、「待ち時間」に焦点を当てた際の結果だ。
搭乗までの待ち時間に不満を感じた経験については、「よくある」が13.2%、「たまにある」が42.6%で、合計55.8%の旅行者が不満を経験していることが判明した。「あまりない」は32.8%、「まったくない」は11.4%にとどまった。
空港での過ごし方そのものへの評価と、待ち時間の環境への評価の間には大きなギャップが存在する。過ごし方には一定の満足感があるものの、待ち時間の質という観点では半数以上の旅行者がストレスを抱えている実態が明らかになった。
三大課題は「座席」「Wi-Fi」「電源」
不満を経験した旅行者(n=279)に具体的な不満内容を尋ねたところ(複数回答)、以下の結果となった。
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「座れる席が少ない・混雑している」 51.3%
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「Wi-Fiがつながりにくい・遅い」 48.4%
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「電源・充電場所がない」 45.9%
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「食事や飲み物の選択肢が少ない or 高い」 38.0%
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「落ち着いて仕事や読書ができる静かな場所がない」 22.6%
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「出発直前まで不安・緊張が続き、リラックスできない」 17.9%
座席・通信・充電という空港インフラに関する不満が上位を独占した。スマートフォンを中心に旅程確認、連絡、翻訳、決済、現地情報収集を行う旅行者にとって、通信や充電のしやすさは空港体験の重要な要素だとトリファは指摘している。
調査概要
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調査名:「海外旅行における空港体験と渡航手続きに関する実態調査」より一部抜粋
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調査対象:過去2年以内に海外旅行(日帰り除く)経験のある男女
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有効回答:500名
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調査方法:インターネット調査
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調査期間:2026年4月21日〜4月22日
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調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
※構成比は小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。




