日本航空(JAL)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は7月16日、二地域居住の体験プログラム「西日本、二地域暮らし」を2026年9月より開始すると発表した。
初年度の対象地域は島根県松江市。対象期間中に松江市を2回以上訪問することを条件に、2片道相当分のJALマイルまたはWESTERポイントを提供し、参加者の移動をサポートする。参加者は飛行機と鉄道を自由に選択でき、往路と復路で異なる交通手段を組み合わせることも可能だ。
募集期間は2026年7月17日(金)から8月2日(日)まで。定員は10名で、定員を超える場合は抽選となる。
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航空と鉄道の連携協定が背景に
本プログラムは、JALとJR西日本が2026年4月30日に締結した「西日本エリアの社会課題解決に向けた連携強化」に関する連携協定に基づく取り組みだ。
西日本エリアにおける関係人口の創出を目指し、交通事業者の枠組みを超えた先導的な事業として位置づけられている。国土交通省の「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」にも採択されており、2026年6月29日に国土交通省が採択内容を発表した。
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選べる4パターンの移動支援
本プログラムの大きな特徴は、参加者が自身のライフスタイルに合わせて移動手段を選択できる点にある。
2回目の地域訪問(地域訪問②)の移動手段として、以下4つのパターンから選択する。
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①往路・復路ともに飛行機:11,000マイル(大阪〈伊丹〉発の場合)
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②往路・復路ともに鉄道:10,000WESTERポイント
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③往路:飛行機/復路:鉄道:5,500マイル+5,000ポイント
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④往路:鉄道/復路:飛行機:5,500マイル+5,000ポイント
飛行機を選択した場合のマイル数は出発地によって異なる。大阪(伊丹)発の場合は片道5,500マイル、東京(羽田)発の場合は片道7,500マイルとなる。
鉄道を選択した場合のWESTERポイントは、新大阪駅から松江駅間に必要な運賃・料金の一部に相当する5,000ポイント(片道)が提供される。なお、岡山駅から松江駅間の運賃は対象外となる。
鉄道利用の場合は、JR西日本が指定する経路での利用が必要だ。指定経路は、新大阪駅から岡山駅間は新幹線(WESTERポイント特典きっぷ)、岡山駅から松江駅間は特急やくも号(WESTERポイント特典チケットレス)となっている。
また、移動手段として鉄道を選択した場合は、WESTERポイントの付与となり、JALマイルを選択することはできない点も明示されている。
プログラムの流れと参加要件
プログラムのスケジュールは以下の通り。
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募集期間:2026年7月17日(金)〜8月2日(日)
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当選発表:2026年8月7日(金)予定
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事前打合せ(WEB/電話):8月下旬
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移動支援内容の選択・マイル/ポイント付与・地域訪問:2026年9月〜2027年1月
参加要件は5項目。
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①対象期間中に松江市を2回以上訪問し、滞在中は市内に宿泊すること
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②対象期間中にJALグループ運航便または鉄道を利用して対象地域へ訪問すること
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③申込時にJALマイレージバンク会員またはWESTER会員であること
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④滞在期間中に移住者交流会へ参加すること
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⑤滞在期間ごとの訪問時に、移住コンシェルジュと面談すること
定員の10名を超える応募があった場合は抽選となる。なお、募集状況によっては追加募集が行われる場合もある。
周遊きっぷや「つながり体験メニュー」も提供
移動支援にとどまらず、滞在中に松江市周辺の魅力を知ってもらうための取り組みも用意されている。
JR西日本の観光ナビ「tabiwa by WESTER」で対象エリアの周遊パスをお得に利用できる限定キャンペーンが実施される。本プログラムの利用者を対象にしたポイント還元キャンペーンも行われる予定だ。
さらに、地域住民と交流できる「つながり体験メニュー」も提供される。プログラム終了後も参加者と地域の関係性が継続するよう後押しすることが狙いだ。
関係人口の創出と地域課題の解消を目指す
JALとJR西日本は本プログラムの目的について、「航空と鉄道が連携した移動の提供により、地域の担い手不足の解消や定住・関係人口の創出を目指す」としている。
対象期間は2026年9月1日(火)から2027年1月31日(日)まで。
プログラムの詳細は公式ページ(https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/kantsuna/2chiiki/nishi-nihon/)で確認できる。




