鱧の湯引き
淡路島の南東に位置する洲本温泉。各旅館ホテルとも眼前に広がる大阪湾の眺望が自慢だ。大浴場や露天風呂から、大阪湾に上る日の出を楽しめる施設もある。朝日が海面に映って作る「光の道」は洲本温泉ならではの絶景だ。
来年1月には洲本温泉で最高級となる1泊1室約30万円の旅館が開業予定。団体から、インバウンドの富裕層も見据えたハイクラスの個人客まで、今まで以上に幅広い層のニーズに対応可能となる。
今年冬には、温泉街と洲本市街地を結ぶ夜間の無料送迎バスの実証実験も行われる。宿泊施設の魅力だけでなく、島内最大級、地元で愛されてきた「昭和レトロ」な飲食店街をホッピングする、新しい過ごし方も提案するなど進化が続く。
「御食国(みけつくに)」として古代から朝廷に食材を献上していた淡路島は、現在も食の宝庫。島内の各旅館ホテルでは、地元産品をふんだんに使った季節折々の料理が楽しめる。
淡路島の名産といえば、海の幸。関西の夏の代名詞である鱧(はも)だが、秋口の脂ののった「名残の鱧」もおすすめ。

鱧の湯引き
同じく秋になると脂とうまみののった天然マダイ「淡路島えびす鯛(たい)」も旬を迎える。丸のままのタマネギなどとともに1尾を丸ごと蒸し焼きにする宝楽焼は、素材そのものが優れた淡路島ならではの名物料理。その見た目と味わいに、盛り上がること請け合いの一品だ。
冬は知名度と人気が定着してきた「淡路島3年とらふぐ」。通常より1年長い3年をかけて育てたトラフグは、うまみも深まり、たっぷりと太った白子の食べ応えと濃厚さは特筆ものだ。

豪快な宝楽焼

淡路島3年とらふぐのてっさ
眺望と温泉と食を楽しめると京阪神で人気の淡路島だが、近年はその魅力が広まり、京阪神以外からの旅行者も増加。島内でレンタカーを借り、周遊するスタイルが人気となっている。島の持続可能な産業の営みや、自然、歴史・文化の「本物」を交流しながら体験できるコンテンツも100件を超え、島での滞在、周遊観光の目玉となっている。季節や早朝、夜間限定の体験もある。洲本温泉に滞在しながら、本物の淡路島を楽しんでみてはどうだろうか。





