日本航空(JAL)は7月16日、公式予約サイトを順次リニューアルすると発表した。リニューアルは同日より開始。「直感的に使いやすく、世界中の誰もが親しみやすいサイトへ」をコンセプトに、約6年ぶりの大規模な刷新となる。
日本地区および海外地区(日本語)サイトのトップや主要ページからリニューアルを開始し、海外地区(英語・多言語)サイトや国際線予約ページなど、段階的に刷新を進める。
「予約サイトをもっと使いやすくして欲しい」——顧客の声が後押し

今回のリニューアルは、JALがお客さまとのデジタル接点を刷新するプロジェクト「New JAL Digital Experience」の一環として実施するもの。同プロジェクトは2025年11月27日付のプレスリリースで発表済みだ。
JALによれば、近年、JALグループのサービスは航空利用だけでなく「日常生活の領域へと広く展開」しており、2025年の訪日外国人旅行者数が年間4,200万人を突破するなど、顧客のニーズが多様化している。
その一方で、「予約サイトをもっと使いやすくして欲しい」という声が多く寄せられていたという。こうした状況を踏まえ、旅慣れた方からJALを初めて利用する方まで、「世界中の誰もが言葉の壁や地域による情報格差を感じることなく、直感的な操作で必要な情報にアクセスでき、空港や機内での体験を思い描けるような親しみやすいサイト」へとリニューアルを進める。
リニューアルの4つのポイント

1. 少ない手順で迷わず必要な情報にアクセスできる構成
最初の変更点は、メニュー構成の抜本的な見直し。
従来のサイトは「国内」「国際」「マイレージ&JALカード」「ショッピング」といったカテゴリー分類だったが、リニューアル後は「新規予約」「予約管理」「機内・ラウンジ体験」「搭乗準備」「会員プログラム」「マイルをためる・つかう」という、顧客の目的別の構成へと変わる。
具体的には、「予約管理」メニューを例にとると、国内線・国内ツアーの「予約確認・変更」「チェックイン」「運航状況」「座席・ラウンジサービスの申し込み」「機内食・機内販売の申し込み」「ご旅行・搭乗をサポートするサービスのご利用」「アップグレード・オプショナルサービス」「領収書・搭乗証明書発行」「マイルの事後登録」に加え、国際線・海外ツアーの「予約確認・変更」「オンラインチェックイン」「運航状況」「座席・ラウンジサービスの申し込み」「機内食・機内販売の申し込み」といった情報が、各メニューから一覧で確認できる仕様となる。
各メニューから接続する情報を事前に一覧で確認できる仕様への変更により、「お客さまが必要な情報にたどり着くまでの手間を省き、ストレスなく使えるサイト体験を提供する」としている。
2. JALアプリとのデザイン・操作性の統一
2点目は、2026年4月に全面刷新したJALアプリとのデザイン・操作性の統一。
JALアプリは2026年4月15日付のプレスリリースで全面リニューアルが発表されている。今回のウェブサイトリニューアルでは、このアプリと「デザインや操作性を統一」することで、「旅行の計画や日常生活で利用するWebサイトも、飛行機の搭乗に欠かせないJALアプリも、どちらでも同じ使い心地を実現し、ストレスフリーな操作環境を提供する」という。
リニューアル後のウェブサイトとアプリでは、「空港・都市を入力」というインターフェースをはじめ、視覚的な設計や操作フローが共通化される。
3. JALの多彩なサービスを体感できるコンテンツの拡充
3点目は、JALが提供するサービスを顧客が具体的にイメージしやすいよう、ページ構成の見直しとコンテンツの拡充。
旅のシーンに寄り添う「機内・ラウンジ体験」メニューを新設。さらに日本地区向けには、航空利用に限らず日常生活でのマイル活用方法を案内する「マイルをためる・つかう」メニューも新たに設ける。
JALは「豊かなライフスタイルを彩るJALのサービスを、新しくなった予約サイトを通じてお客さまへお届けする」としている。
4. 世界中の顧客が安心して利用できる多言語対応
4点目は、多言語対応の強化。
年々増加するインバウンド顧客の多様なニーズに応えるため、これまで言語ごとに異なっていた情報量や内容の偏りを解消する。日本語・英語と同様の充実度で、多言語ページの翻訳を順次進める。「世界中どこからでも安心してご利用いただける環境を整える」方針だ。
段階的にリニューアルを継続

リニューアルは7月16日開始後も段階的に進められる。日本地区・海外地区(日本語)の主要ページに続き、海外地区(英語・多言語)サイトや国際線予約ページへと順次拡大する予定。




