観光経営人材育成講座の募集パンフレット
観光は明日の日本を支える重要な産業といわれ、今後さらなる成長が見込まれるが、その成長を確かなものにするには優秀な人材の確保が必要不可欠だ。ここでは観光に関わる充実した教育環境を誇る大学、専門学校10校を取り上げた。今回は、淑徳大学を紹介する。
開学から60年の節目を迎えた淑徳大学では、さらなる高みをめざして近年、観光経営人材育成を多角的に推進する。
その一つが、令和6年度からスタートした「東京都観光経営人材育成講座」である。“地域が誇る自然資源を活かした観光”をテーマに、座学やフィールドワークを通じて学ぶ全12回の講座で、観光事業者らを対象に、一流の講師陣によって構成される。

観光経営人材育成講座の募集パンフレット
サステナブルツーリズムにおける新たな担い手づくりは、大乗仏教の教え「利他共生」を建学の精神とする淑徳大学ならではの取り組みで、社会貢献活動の一環でもある。喫緊の課題である地域経営やホスピタリティ産業分野で活躍する高度経営人材の育成に向けて、経営学と観光学の両面からアプローチすることで学びを深める。
これら活動の成果は、淑徳大学・東京キャンパスを会場に、今冬、開催される「日本観光研究学会」第41回大会(26年12月5.6日)シンポジウム、ならびに観光経済新聞特集記事で発表の予定だ。
千葉・千葉第二・埼玉・東京の4キャンパス、7学部13学科で展開する淑徳大学は、なかでも観光経営学科が東京キャンパス(東京・板橋)という地の利を生かして、学部生のフィールドワークを多彩に展開する。
近ごろは、東武タワースカイツリー株式会社の協力のもと、新入生約120人が東京スカイツリーを視察・見学したばかり。「実学の淑徳」を旗印に、関連企業や業界団体、自治体などと連携した特色ある学びを推進している。
なかでも、キャリア教育の根幹となる独自のインターンシップ・プログラムや、グローバル意識の醸成に寄与する短期海外研修(シンガポール・ハワイ)には定評があり、例年、多くの学生が参加する。
観光分野のみならず、簿記・会計やマーケティング、データサイエンスなど経営学の基礎を修得して、「観光経営学士」の称号をもって卒業したOB・OGたちは、業界を代表する大企業や自治体等で活躍をしている。
主な就職先は、運輸ではJR東日本やJAL・ANAグループ、ソラシドエア総合職に、旅行業では日本旅行や東武トップツアーズ、クラブツーリズム、HIS等。宿泊業は相当数を輩出しており、東急・東武系ホテルやプリンスホテル、星野リゾートなど。また、地方公務員や不動産、金融機関などへも就職をしており、観光をさまざまな視座から支えている。





