光の祭典「TOKYO LIGHTS 2026」が2026年5月31日、9日間の会期を終えて閉幕した。
プロジェクションマッピング国際アワードTOKYO実行委員会が主催し、東京都が共催した同イベントは、5月23日から31日まで、都庁第一本庁舎 都民広場および西新宿エリアを舞台に開催。会期中、国内外から約8万人が来場し、過去最多の来場者数を記録した。

プロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」では、世界65の国と地域から過去最多となる412のエントリーが集まり、5月30日に表彰式が執り行われた。GRAND PRIZE「東京都知事賞」は、ブラジルのSignal Bleed氏による作品「Touch Talk」が受賞した。
今回のテーマは「Dialogue/対話」。都庁の巨大な壁面をキャンバスとして、映像・音響・東京都庁舎の建築美が一体となった作品群が観客を圧倒した。
表彰式に登壇した小池百合子東京都知事は、「今回、プロジェクションマッピング国際大会を初めて都庁舎をスクリーンとして開催し、世界各国からレベルの高い作品が東京に集まりました。ここから世界へ羽ばたくクリエイターが生まれることを期待しています」と述べ、受賞者を祝福した。
小池知事はさらに、「東京は世界の都市総合ランキングで2位を獲得し、その理由としてナイトライフの観光充実度が挙げられている」と説明。「毎夜投影している都庁舎のプロジェクションマッピングは、常設建築物への投影として世界最大としてギネスにも登録され、これまで約140万人もの方々にご来場いただいています」とも紹介した。
GRAND PRIZEを受賞したSignal Bleed氏は受賞スピーチで、「このような素晴らしいアーティストの皆さんとともにいられることを大変光栄に思います。ブラジルにいるパートナーや、ここで共に活動している仲間たちにも感謝しています。言葉では表せないほど感激しています。本当にありがとうございます」と喜びと感謝を述べた。

各賞の受賞結果は以下のとおり。
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GRAND PRIZE(東京都知事賞):「Touch Talk」Signal Bleed(ブラジル)
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SECOND PRIZE:「Aporia」VPM(スペイン)
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THIRD PRIZE:「The Beauty of Collision」Bigcool(タイ)
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Tokyo Tokyo賞:「1Pulse」Anionavision(ルーマニア)
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オーディエンス賞:「Infinite Dialogue」Taro Narahara(日本)

新宿中央公園では、総合演出・小橋賢児氏のもと、12の光のアート作品が点在する「Light Art Park」が展開された。
目玉のひとつは、落合陽一氏の新作である4メートルの光柱『リキッドユニバース:蒼氓蟲譜 / Liquid Universe: Sōbō Chūfu – An Unclassifiable Entomologia of the Luminous Swarm』。自然と都市の光が交錯する幻想的な光景を写真に収めようとする来場者の姿が多く見られた。
日本初上陸となったLuke Jerram氏による『GAIA』は、芝生広場に浮かび上がる巨大な地球型インスタレーションとして、SNSでも大きな話題を集めた。
奥中章人氏による『INTER-WORLD/Cocooner: Apparent motion of celestial bodies』は、実際に作品内部に入ることができる体験型アートとして、子供から大人まで幅広い層の関心を集めた。
会期中、新宿中央公園には連日、家族連れやインバウンド旅行者をはじめとする多くの来場者が訪れた。芝生やベンチに腰掛けて作品を鑑賞したり、見て、触れて、体感したりと、思い思いに光のアートを楽しむ姿が会場を彩った。
最終日の5月31日に行われたGrand Finaleでは、公式アンバサダーの俳優・土屋太鳳さんに加え、スペシャルサポーターとして姉の土屋炎伽さん、弟の土屋神葉さんが揃って登壇。「TOKYO LIGHTS」を以前から楽しんでいた3人が揃って公の場に登場するという豪華な共演が実現した。
トークステージには、両プロデューサーである石多未知行氏と小橋賢児氏も参加。「TOKYO LIGHTS 2026」のコンセプト「Visible TOKYO」に込めた想いや、公共空間で楽しめるアートの魅力についても語られた。
土屋太鳳さんは、「弟の神葉から『忙しくても見に行った方が良い』とおすすめしてもらい、明治神宮外苑で開催していたTOKYO LIGHTSを訪れたことが、イベントを知るきっかけでした」と振り返った。プロジェクションマッピングについては「自分が回ったりジャンプしたりしているような感覚になり、自分を超えた体験ができました」とその魅力を語った。
Light Art Parkについて太鳳さんは、「オフィスからや散歩中などに行ける、日常の中に溶け込むアートとして家族みんなで感動しました」と話した。『GAIA』については「私の『小さな家族』が、その下を駆け回ったり、大人は寝転んで眺めたり、今いる地球を改めて見つめ直すことができる作品だと感じました」と紹介した。
土屋炎伽さんは、都庁という都市空間を舞台にしたプロジェクションマッピングについて「無機質な都会の景色の中に、自然の温かみや生命の躍動を感じました」とコメント。Light Art Parkでは『Embrace』をお気に入りの作品として挙げ、「手をつなぐことで色が変化し、その場にいる人たちとのつながりを感じられる特別な体験でした」と振り返った。
土屋神葉さんは、「初めてTOKYO LIGHTSを体験した際の感動を家族にも伝えていたので、今こうして家族で登壇できたことがとても不思議でうれしい」とコメントした。プロジェクションマッピングについては「都庁舎が倒れてくるのではないかと思うほどの迫力と没入感がありました」と表現した。
Light Art Parkの作品『Fractal Forest』については、「自分の姿が映しだされ作品の一部となり、そこから来場者同士が思い思いのポーズをしてみたりと連鎖していく様子から、言葉を超えて伝わる光のアートの可能性を感じました」と語った。
今回が初めて西新宿エリアを舞台とした開催となった「TOKYO LIGHTS 2026」。東京の新たなナイトタイム観光の可能性を国内外に発信する場として、その存在感を示した9日間となった。

イベント概要
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名称:TOKYO LIGHTS 2026
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開催期間:2026年5月23日(土)〜5月31日(日)
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会場:都庁第一本庁舎 都民広場(1minute Projection Mapping Competition)/新宿中央公園(Light Art Park)
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主催:プロジェクションマッピング国際アワードTOKYO実行委員会
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共催:東京都
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後援:新宿区
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公式サイト:https://tokyolights.jp





