Uber Japan株式会社は2026年6月9日(火)、羽田空港第3ターミナルに隣接するP5駐車場において、新たに設置された「配車アプリ専用乗り場」での試験運用を開始した。
羽田空港第3ターミナルで、各社配車アプリが共同で利用できる専用乗り場が設置されるのは今回が初めてだ。
専用乗り場はP5駐車場の8階に設置。第3ターミナルの到着口から徒歩約5分でアクセスできる。
第1・第2ターミナルで利用件数が約2倍に拡大
羽田空港では、すでに第1ターミナルおよび第2ターミナルに配車アプリ専用乗り場が設置されており、Uberアプリ経由の利用件数は、乗り場設置前の2025年9月と比較し、設置後の2026年4月には約2倍に増加している。
Uber Japanはこの実績を踏まえ、「専用乗り場の整備が空港利用者の移動の利便性向上に寄与している」としている。
今回の第3ターミナルへの展開は、こうした取り組みをさらに広げるものだ。
訪日外国人の急増と配車アプリ需要の拡大が背景に
近年、訪日外国人旅行者の急増に加え、国内外の利用者による配車アプリの利用が拡大しており、空港における二次交通の利便性向上が急務となっている。
P5駐車場内に専用乗り場が設置されることで、利用者がよりわかりやすくスムーズに配車アプリを利用できる環境が整う。
Uber Japanは、効率的な配車オペレーションを通じて空港周辺道路における車両の滞留を抑制し、混雑緩和にも寄与するとしている。
第3ターミナルは国際線を中心とするターミナルであり、海外からの旅行者を含む多くの利用者に対して、より快適でシームレスな移動体験の提供が期待される。
乗り場までのアクセス手順
第3ターミナルの到着口から配車アプリ専用乗り場(P5駐車場8階)へは、徒歩約5分。Uber Japanが案内する具体的な手順は以下の通りだ。
1. 到着口を出て、正面に進み、「駐車場」の案内看板に沿って進む
2. エアポートガーデン入り口前を、「駐車場」の案内にしたがって左折
3. 連絡通路を直進し、P5駐車場に入る
4. 駐車場内のエレベーターで、専用乗り場のある8階へ上がる
5. 8階エレベーターホールの待合エリアで、車の到着まで待機
6. アプリ上で車両の到着を確認し、指定された駐車スペースへ移動
7. アプリで表示されている車のナンバーと一致しているか確認し、乗車
Uber Taxiの利用方法
実際にUber Taxiを利用する際の流れはシンプルだ。
まずUberアプリを起動し、乗車地と目的地を入力する。見積もり料金と推定到着時間を確認したうえで配車をリクエストすると、近隣のタクシーとマッチングされる。
アプリ上で推定到着時間や車両の現在地を確認しながらタクシーの到着を待ち、到着後に乗車。目的地で降車するだけで手続きは完了する。
アプリが備える先進機能
Uberアプリには、乗客とドライバーのスムーズなマッチングを実現する多様な先進機能が備わっている。
自動決済機能では、クレジットカード等の支払い方法を事前にアプリに登録することで、目的地到着後はそのまま降車するだけで自動的に決済が完了する。現金のやり取りが不要なため、特に外国人旅行者にとって利便性が高い。
チャット機能では、ドライバーとアプリ内でメッセージのやり取りが可能。待ち合わせ場所や服装などを共有することで、混雑した駅や観光地でもスムーズな合流を実現する。
多言語対応については、Uberアプリが70カ国以上、約50言語に対応しており、チャットの内容も自動翻訳されるため、外国人旅行者との円滑なコミュニケーションが可能だ。
評価システムでは、乗客とドライバーが相互に評価を行うことで、サービス全体の品質向上に寄与し、安心・快適な移動体験を提供する。
ジュニア・シニア対応として、「Uber Teens」および「Uberシニア」のサービスにより、10代の子どもからシニアの方まで幅広い世代の安心・安全な移動を実現している。
月額498円から利用できる定額サービス「Uber One」
Uber Japanは、定額サービス「Uber One」も提供している。
月額498円、または年額3,998円で加入可能。加入することで高評価ドライバーとの優先マッチングが可能となり、さらに乗車料金の10%相当分のクレジットが毎回付与される。
付与されたクレジットは、次回のUber Taxi乗車やUber Eats注文時の割引に利用できる。
Uber Japanの国内事業概要
Uber Japan株式会社は、ドライバーと乗客をオンデマンドでつなぐ配車プラットフォーム「Uber」を日本国内で運営する企業だ。
国内約1,000社のタクシー会社と提携し、47都道府県でタクシーの配車が可能な「Uber Taxi」を展開。また、札幌市・東京23区・大阪市・京都市など9都道府県において、プレミアムなハイヤー車両や最大5名乗りのワゴンを配車できる「Uberプレミアム」も提供している。
さらに、京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県野沢温泉村、大分県別府市においては自治体とのパートナーシップによる自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)を展開。2024年4月からはタクシー会社とのパートナーシップによる自家用車活用事業(日本版ライドシェア)のサービス提供もサポートしている。
「Go Anywhere」のビジョンのもと、移動体験の向上へ
Uber Japanは今回の試験運用について、「空港利用者の移動体験向上と円滑な空港アクセス環境の整備に取り組むとともに、空港における配車アプリの利便性向上に貢献してまいります」としている。
同社は「Go Anywhere(どこへでも行ける)」というビジョンのもと、空港や観光地をはじめとするさまざまな移動シーンにおいて、より便利で快適な移動体験の提供を目指すとしている。




