帝国データバンクがこのほど公表した景気動向調査の5月分で、同月の旅館・ホテルの景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比1.6ポイント増の50.9と、2カ月ぶりに判断の分かれ目の50を上回った。51の業種別では前月に続き2位となった。ただ旅館の回答者から業務用商品の調達難、価格上昇の影響を指摘する声が上がっている。
DIは景気について「非常によい」「どちらともいえない」「やや悪い」など7段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。50より上は「良い」、下は「悪い」を意味する。
旅館・ホテルのDIは、今年2月に46.3と大きく落ち込んだが、3月に52.1と、3カ月ぶりに50を上回るとともに、業種別順位が2位に上昇した。4月は49.3と、再び40台に落ち込んだが、順位は2位を維持。5月も2位を維持するとともに、判断の分かれ目の50を2カ月ぶりに上回った。
旅館・ホテルについて同社は「大型連休による外出機会の増加を背景に上向いた」としている。
全業種計は前月比0.1ポイント増の41.6と、3カ月ぶりに上昇した。「国内景気は、原油高による仕入れ価格の上昇や価格転嫁の遅れを背景に低い水準で推移したものの、AI関連が好調で底割れをいったん回避した」(同社)。
業種別順位の上位は、1位電気通信(58.3)、2位旅館・ホテル、3位情報サービス(50.7)、4位娯楽サービス(46.9)と専門サービス(同)。
景況感について、企業の主な声は次の通り。
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