都市型盆踊り、今年も各地で開催 エンタメ要素で若者呼び込む 気軽に参加で域内活性の起爆剤に


SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCEのキービジュアル

SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCEのキービジュアル

 6月に入り、2026年もまもなく折り返し地点に差し掛かる。気象学上では6~8月は「夏」に分類され、日本列島もいよいよ夏季シーズンを迎える。昨年夏の猛烈な暑さが国内観光にも影響を及ぼしたことは記憶に新しいが、本特集では夜のイベントに注目。今年の夏は違った意味で“熱い夏”にしたいところだ。

都会の真ん中で盆踊り、若者カルチャーと融合

 明治通り宮下パーク商店会は9月26、27日、東京・渋谷の宮下公園芝生ひろば(MIYASHITA PARK4階)で、「SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCE」を開催する。日本の伝統的な祭りと渋谷のカルチャーの融合を目的とした無料のイベントで、かしこまらず、誰でも気軽に参加できる「祭り」をテーマに、夏の終わりを楽しめるさまざまなプログラムを用意する。

 同商店会では、日本の伝統文化である「祭り」の開催を通して、渋谷の事業者が集まり交流を図っている。地域の絆を深め合い、「祭り」の場に来街者や外国人観光客が混じり合うことで、渋谷の街の魅力を発信する。

 イベントでは、ダンスやミュージック、料理やドリンク、縁日スタイルのマーケットなどが楽しめる。夏の終わりを盛り上げるBON DANCE(盆踊り)、日本の伝統的な踊り、DJによるダンスミュージック、ライブなど、ジャンルにとらわれず誰でも踊りたくなる、DANCEのための「祭り」を演出する。

 会場には、周辺の音楽や渋谷にゆかりのある店舗が集結。各店の個性あふれるドリンク&フードメニューを展開する。RAYARD MIYASHITA PARK内の一部飲食店では、テイクアウトメニューの販売も行う。

 フェスティバルマーケットでは、ミュージック+ファッション+アートを縁日スタイルで体験できる。同イベントでしか手に入らない貴重なアイテムを集められる。RAYARD MIYASHITA PARKからも複数店舗が出張出店を予定している。

 イベントの出演者、出展ブース、コンテンツなど、随時公式HPやInstagramで発表する。入場は無料(雨天中止)。

SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCEのキービジュアル
SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCEのキービジュアル

「お盆パーティー」焼津に誕生 夜空に明かり送る演出も

 静岡県で飲食事業やイベント・体験事業などを展開する株式会社noniiは8月22、23日の2日間、焼津市「石津西公園みなく~る」で、“まったく新しい夏祭り”として「BON BON BON―盆祭り・ボンパ」を初開催する。盆踊りや縁日、やぐらに登ったDJとともに盛り上がるダンスなど、あらゆる要素を融合した新しい夏祭りの形を創出する。

 同イベントは、お盆の夏祭りを“お盆パーティー”と見立てた。「夏祭りを、灯(とも)しなおせ。」をコンセプトとし、これまで日本に根付いてきた盆や夏祭りの伝統(迎え火、送り火、提灯など、明かりの祭り)をなぞるのでもなく、壊すのでもなく、現代日本に合わせたものに“灯し直す”という意味が込められている。

 2日間のイベントでは、会場中央にやぐらを設置し、DJが盆踊りの定番曲をリミックスして演奏。世代を超えて、誰もが聞き覚えのある曲を踊れる音楽としてよみがえらせる。やぐらにはお笑い芸人や音楽アーティストも招き入れ、ライブなども行う予定だ。会場では縁日も開かれ、けん玉や射的、輪投げ、りんご飴やかき氷などのこだわり職人や、行列のできる人気店が全国各地から集結する。

 このほか、会場には無数の和盆ランタンと提灯が夜空を埋め尽くす演出として「LANTERN NIGHT」も用意される。最終日には夜空に明かりを手放すフィナーレ演出「OKURIBI」も行われる。

 イベントは、両日ともに午後4時から午後9時まで。開催規模は約1万人を見込む。入場料などの詳細は今後順次発表する。

 同社によると、イベントは来年以降も街とともに継続的に実施。将来的には2~3万人規模へと成長させ、焼津から東海地方全域へ、将来的には全国的に知られる祭りへと育てていく方針としている。

「BON BON BON―盆祭り・ボンパ」のキービジュアル
「BON BON BON―盆祭り・ボンパ」のキービジュアル

万博の熱狂再び カラオケ盆踊り、2都市で復活

 吉本興業は5月22日、盆踊りとお笑い、音楽を融合させたフェスイベント「ぼーんとぅ盆踊り2026夏 ~私たちは盆踊りをするために生まれてきた~」を大阪・東京の2都市で開催すると発表した。8月15日にはライブホールのZepp Osaka Bayside(大阪市此花区)で、28日にはコンサートホールの豊洲PIT(東京都江東区)で、それぞれ開催する。

 吉本興業は、昨年開催された大阪・関西万博でパビリオン「よしもとwaraii myraii館」を出展。開幕中は、毎日夕方に伝統的な盆踊りにカラオケやダンスの要素を掛け合わせた新感覚のエンターテインメント「盆踊りのアシタ」を実施し、中でも「カラオケ盆踊り」は大きな話題を呼んだ。

 大阪・関西万博での熱狂を再燃させるべく、今年4月13日にはレイザーラモンRGさんが楽曲『あいわずぼーんとぅ盆踊り』の作詞を担当。今回発表したイベントでは、同楽曲を披露する。

 レイザーラモンRGさんは、「地方に住んでいた時は地元の祭りに参加していたけど都会に来てお祭り行けてなくて寂しかった人たちもいるでしょう。そんな方々のお祭りになりたい。僕たち私たちは盆踊りするために生まれてきたのです」とコメントしている。

 
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第39回「にっぽんの温泉100選」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2025年度「5つ星の宿」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第39回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング 」(2026年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト50を発表!

2025年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング」(2026年1月12日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒