Uber Japan 株式会社は5月18日、日産自動車株式会社とのパートナーシップに基づき、「Uber プレミアム」を提供するタクシー事業者に対して、日産が今夏に発売を予定するプレミアムミニバン新型「エルグランド」の導入支援を開始すると発表した。急拡大する旅行需要への対応と、「Uber プレミアム」の持続的成長を支える供給基盤の強化が目的だ。
急増する需要に対応 プレミアム供給の課題解消へ
現在、国内外の旅行需要の急速な増加に伴い、「Uber プレミアム」への需要が急速に高まっている。
その一方で、タクシー事業者においてプレミアムの基準を満たす上質なミニバン車両の調達に時間がかかるという課題があった。
こうした状況を受け、Uber と日産は協業し、タクシー事業者が新型「エルグランド」を Uber プレミアム車両として効率的に導入できる枠組みを構築した。
これにより、Uber と提携するタクシー事業者は、急増するハイエンドな顧客ニーズを確実に捉えることが可能になるとしている。
なお、今回の取り組みは先行して導入を開始している日産「セレナ」およびタクシー用途も含む形で、新型「エルグランド」の導入支援を目指すものだ。
「The private MAGLEV」 非日常の移動空間を提供
新たに Uber プレミアムのラインナップに加わる新型「エルグランド」は、「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」をデザインコンセプトに掲げている。
非日常の旅へ出かける高揚感を提供する高級ミニバンとして位置づけられており、極めて静粛でプライベートラウンジのような快適な移動空間を特長とする。
Uber プレミアムを利用する顧客に対して、従来以上に洗練された移動体験を届けることを目指す。
山中代表が期待を表明 「次世代モビリティへの重要な一歩」
Uber Japan 株式会社 代表 ゼネラルマネージャーの山中志郎氏は、今回のパートナーシップについて次のようにコメントしている。
「この度、日産との新たな取り組みを発表できることを大変嬉しく思います。本パートナーシップは、Uber プレミアムの供給基盤を強化し、成長を支える重要な取り組みです。そして新型『エルグランド』は、これまで以上に洗練された移動体験を Uber のお客さまに提供できると確信しています」
さらに山中氏は、今回の協業が単なる現行サービスの強化にとどまらないとの見方を示している。
「日本を代表する自動車メーカーである日産との協業は、現在のサービス強化にとどまらず、将来的な次世代モビリティサービスの実現に向けた重要な一歩になると期待しています」とも述べた。
Uber Japan の国内展開 47都道府県でタクシー配車
Uber Japan 株式会社は、ドライバーと乗客をオンデマンドでつなぐ配車プラットフォーム「Uber」を日本国内で運営する企業だ。
国内約1,000社のタクシー会社と提携し、47都道府県でタクシーの配車が可能な「Uber Taxi」を提供している。
また、札幌市・東京23区・大阪市・京都市などを含む9都道府県では、プレミアムなハイヤー車両や最大5名乗りのワゴンを配車できる「Uber プレミアム」のサービスを展開している。
さらに、京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県野沢温泉村、大分県別府市においては、自治体とのパートナーシップによる自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)を実施。
2024年4月からは、タクシー会社とのパートナーシップによる自家用車活用事業(日本版ライドシェア)のサービス提供のサポートも開始している。





