上空から見た南三陸311メモリアルの外観。周辺にはさまざまな災害伝承施設が点在する
震災伝承館が新たな体験型プログラム 教育旅行や個人旅行で提供
南三陸町観光協会が運営する「南三陸町東日本大震災伝承館 南三陸311メモリアル」(以下、南三陸311メモリアル)はこのほど、教育旅行や団体旅行などを対象とした新たな体験型プログラム「観光×防災!本物のモアイ像と出会うコース」の提供を開始した。語り部と町を歩きながら震災の記憶をたどり、今後の防災を考える。1960年のチリ地震で同じく津波被害を受けたチリ共和国と同町の交流の歴史についても学習できる。
プログラムは約60分。南三陸311メモリアルを起点に、旧防災対策庁舎や商店街、復興と国際交流の象徴としてチリ共和国から贈呈されたモアイ像などを語り部と巡る。復興した町を歩きながら震災の記憶と教訓を学べる「観光×防災」の新しい体験として、教育旅行や個人観光など幅広い来訪者に提供する。
南三陸311メモリアルでは、これまでも展示見学や語り部による講話を行ってきたが、町を訪れた教育旅行の参加者や個人から「町を歩きながら震災や復興について学びたい」「実際の場所で話を聞きたい」といった声が多く寄せられていたという。こうしたニーズを受け、展示見学に加え、語り部と町を歩きながら復興の歩みなどを体感的に学べる新たな体験プログラムとして整備した。
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