2週間のフレッシャーズキャンプに臨んだ16人の新入社員(古窯ホールディングス)
宿泊業の人材育成
宿泊業における人手不足の要因の一つに、若手社員の早期離職がある。厚生労働省が発表した宿泊・飲食サービス業における新卒入社3年以内の離職率は高卒64.7%、大卒55.4%と、全産業の平均(高卒37.9%、大卒33.8%)を大きく上回る。こうした現状の中、若手人材の育成と定着に向け、独自の研修制度や育成プログラムの導入を進める宿泊施設の取り組みを追った。
観光庁が昨年2月に実施した調査では、各種研修を実施している宿泊施設ほど、離職率が低い傾向にある。調査結果によると、「採用後すぐに実施される導入研修」は、離職率15%未満の施設では50.0%が実施しているのに対し、離職率15%以上の施設では38.5%の実施にとどまっている。「従業員と経営層、従業員同士によるコミュニケーション活性化のための研修」についても、離職率15%未満の施設では21.8%だが、離職率15%以上の施設では15.4%にとどまるなど、同様の結果となっている。
■古窯HD
山形県かみのやま温泉で旅館「日本の宿 古窯」を運営する古窯ホールディングス(HD、佐藤信幸代表取締役社長)は今年度16人の新入社員を迎え、入社後約2週間にわたり新入社員研修「ウェルカムキャンプ」を実施した。
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