JAL、「Dow Jones Best-in-Class Asia Pacific Index」に4年連続で選定 脱炭素・人財開発で航空業界最高評価


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廃食油由来の国産SAF初供給、障がい者バリスタ大会で優勝――サステナビリティ活動の広がりも明らかに

 日本航空(JAL)は5月7日、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的指数である「Dow Jones Best-in-Class Indices(DJBIC Indices)」のアジア・太平洋地域の企業で構成される「Asia Pacific Index」の構成銘柄に選定されたと発表した。

 4年連続の選定。

 DJBIC Indicesは、世界の大手企業1万3,000社以上を対象に、ガバナンス/経済・環境・社会の3つの側面から企業活動を総合的に分析・評価し、持続可能性に優れた企業を選定するものだ。企業の社会的責任や持続可能性を重視する投資家にとって重要なESG指数と位置づけられている。

航空業界最高評価を獲得した項目

 今回の審査においてJALは、複数の項目で航空業界の最高評価を得た。

 具体的には、脱炭素化に向けたマルチステークホルダーとのエンゲージメント、使い捨てプラスチック削減などの包装材管理、人財開発、労働安全衛生の4項目。

 さらに、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)やTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づく情報開示、人権の取り組み、個人情報保護の各項目についても高い評価を受けたという。

複数のESG指数に継続採用

 DJBIC Indicesの「Asia Pacific Index」への選定に加え、JALはESG投資の代表的な株価指数である「FTSE Blossom Japan Index」および「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」など、さまざまな構成銘柄にも継続的に採用されている。

2025年度のサステナビリティ活動 三つの取り組み

 JALが同時に明らかにしたのは、2025年度におけるサステナビリティに関する具体的な取り組みだ。

国産SAFの量産・供給サプライチェーンが本格始動

 ステークホルダーとの協働によって、ISCC CORSIA認証を取得した廃食油を原料とする国産SAF(持続可能な航空燃料)が、日本で初めて旅客便に供給された。国産SAFの量産・供給に向けたサプライチェーンが本格的に動き出したことを意味する。

使い捨てプラスチックの削減と資源の有効活用

 環境負荷低減を目的として、新規石油由来の使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいる。その一環として、100%リサイクル素材を使用したスリッパと、100%バイオマス由来素材の靴べらを導入。限られた資源の有効活用を進める姿勢を示した。

障がいのある社員が活躍できる社内環境の整備

 JALサンライト社員で構成したチームが、障がい者のバリスタ競技大会で優勝した。同社が社内で運営する「SKY CAFE Kilatto」は、社員にコーヒーサービスを提供しており、障がいのある社員が生き生きと働ける社内環境の整備に継続して取り組んでいる。

JALグループのコメント

 JALグループは今回の選定にあたり、「社会と人を幸せにする関係・つながりを航空の枠を超えて社会全体に広げていくことを成長の源泉としている」と述べている。

 
 
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