JALグループ、2026年度GW国内線搭乗率がコロナ後過去最高の84.6%を記録


北海道・沖縄など主要方面で軒並み前年超え、総旅客数は858,821人

 日本航空(JAL)は5月7日、JALグループ航空会社の2026年度ゴールデンウィーク(GW)期間(2026年4月29日〜5月6日)のご利用実績を発表した。国内線の搭乗率は84.6%となり、「GW期間の搭乗率としては、コロナ後過去最高」を記録。総旅客数は前年比107.5%の858,821人に達した。

 JALグループが発表した国内線の集計によると、提供座席数は1,015,078席(前年比99.8%)、総旅客数は858,821人(前年比107.5%)、搭乗率は84.6%(前年差+6.1ポイント)だった。

 前年の搭乗率は78.5%であり、今年はそこから大幅に上昇。「GW期間の搭乗率としては、コロナ後過去最高の84.6%を記録し、総旅客数は前年を上回った」と同社は説明している。

 下りのピークは5月2日(土)、上りのピークは5月5日(火・祝)だった。

方面別では北海道・沖縄が特に好調

 方面別の詳細を見ると、全6方面すべてで前年を上回る総旅客数を記録した。

 特に好調だったのが北海道方面と沖縄方面だ。

 北海道方面は提供座席数213,161席(前年比104.2%)に対し、総旅客数は182,221人(前年比113.3%)、搭乗率は85.5%。沖縄方面は提供座席数200,494席(前年比101.2%)、総旅客数172,096人(前年比109.9%)、搭乗率85.8%。いずれも2桁パーセントの伸びを示した。

 東北・北陸方面は提供座席数が92.5%と前年を下回ったものの、総旅客数は前年比103.2%の74,158人を確保し、搭乗率は85.6%と高水準を維持。提供座席が絞られる中でも需要の底堅さが数字に表れた。

 関西方面は提供座席数90,993席(前年比98.2%)、総旅客数80,684人(前年比99.2%)、搭乗率88.7%。全6方面の中で最も高い搭乗率を記録した。

 中国・四国方面は提供座席数147,079席(前年比99.9%)、総旅客数122,370人(前年比106.4%)、搭乗率83.2%。九州方面は提供座席数276,679席(前年比98.5%)、総旅客数227,292人(前年比106.6%)、搭乗率82.2%。いずれも総旅客数は前年を上回った。

日別搭乗率は下り5月2日に94.4%の高水準

 日別の搭乗率を見ると、下り方面では5月2日(土)が94.4%と突出して高く、次いで4月29日(水)の89.8%、4月30日(木)の88.6%が続いた。5月4日(月)は80.6%と比較的低かったものの、それ以外の日はすべて80%台以上を記録。終盤の5月6日(木)も83.2%と水準を保った。

 上り方面では5月5日(火)が93.0%とピークに達し、5月6日(木)の91.6%、5月4日(月)の91.3%も高水準。一方、4月30日(木)は59.1%と最も低く、5月1日(金)も77.2%にとどまった。GW後半に向けて帰省・帰宅客が集中した傾向が数字に見て取れる。

 下り・上りの合計では、下りが86.4%、上りが82.8%だった。

航空会社別内訳

 国内線をJALグループ各社別に見ると、JAL便(JAL・J-AIR・JAC・HAC・JTA運航分)は提供座席数913,129席(前年比100.0%)、総旅客数776,855人(前年比107.6%)、搭乗率85.1%。日本トランスオーシャン航空(JTA便)は提供座席数86,752席(前年比98.1%)、総旅客数71,285人(前年比107.4%)、搭乗率82.2%。琉球エアーコミューター(RAC便)は提供座席数15,197席(前年比98.7%)、総旅客数10,681人(前年比104.7%)、搭乗率70.3%だった。

 いずれの会社においても総旅客数は前年を上回り、搭乗率も前年実績(JAL便79.1%、JTA便75.1%、RAC便66.3%)から大幅に改善した。

臨時便・チャーター便は国内線6便を運航

 臨時便・チャーター便の運航実績は、国内線でJAL便が羽田=那覇線6便を運航した。前年同期間はJAL便が16便(羽田=新千歳線4便・福岡線4便・那覇線8便)、JTA便が8便(中部=那覇線6便・岡山=那覇線2便)を運航しており、今年の臨時便数は前年を下回った。国際線の臨時・チャーター便はなかった。

国際線は北米・東アジア・ハワイで前年超え

 国際線(JAL、JTA各社合計)については、提供座席数206,792席(前年比102.9%)、総旅客数173,452人(前年比102.3%)、搭乗率83.9%(前年差▲0.5ポイント)だった。「総旅客数では僅かに前年を上回った」とJALは説明している。

 日本出発のピークは4月29日(木)、日本到着のピークは5月5日(火)だった。

 方面別では、北米が提供座席数47,259席(前年比107.9%)、総旅客数36,916人(前年比101.0%)、搭乗率78.1%。東アジアが提供座席数58,168席(前年比99.7%)、総旅客数53,083人(前年比107.9%)、搭乗率91.3%。ハワイ・グアムが提供座席数24,495席(前年比126.7%)、総旅客数17,402人(前年比119.6%)、搭乗率71.0%。いずれも総旅客数は前年を上回った。

 一方、欧州・中東は提供座席数16,218席(前年比81.3%)、総旅客数14,388人(前年比83.2%)と前年を下回り、搭乗率は88.7%。東南アジア・オセアニアは提供座席数60,652席(前年比101.8%)、総旅客数51,663人(前年比99.3%)、搭乗率85.2%と、総旅客数がわずかに前年を割り込んだ。

国際線の日別搭乗率

 国際線の日別搭乗率では、日本発便は4月29日(木)の93.0%が最も高く、次いで5月2日(土)の92.6%、5月1日(金)の91.5%が続いた。5月5日(火)は75.1%、5月6日(木)は64.4%と後半は低下した。日本発の合計搭乗率は84.3%。

 日本着便は5月5日(火)が93.5%、5月6日(木)が91.6%と後半に高い搭乗率を示した。前半は5月2日(土)が74.7%と最も低かった。日本着の合計搭乗率は83.5%だった。

 JALグループが今回の実績を発表したのは5月7日。国内線の搭乗率84.6%というコロナ後最高の数字が、2026年度GWの国内航空需要の回復・拡大を示す形となった。

 
 
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